- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784297116903
感想・レビュー・書評
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コンテナの概要を把握するのに役立った。
図も多く分かりやすかった。
■用語の違い
仮想化:実態がないものをあたかも実在しているかのごとく表現する技術のこと
コンテナ:アプリケーションと実行環境をまとめて隔離する仕組み。OS上で実行されているプロセスと本質的には同じで、名前空間などの仕組みで他のコンテナやプロセスから隔離している。アプリケーション単位で仮想化する。
Docker:コンテナ型仮想化の代表的なソフトウェア。コンテナの実行やコンテナイメージの作成・配布を行うためのプラットフォーム。
オーケストレーション:コンテナの管理・ 運用を自動化すること
Kubernetes:コンテナオーケストレーションを行うツール。負荷分散、死活監視、エンドポイントの提供などが可能。
クラスタ:マシンの集合体
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ノード:くパスタを構成する各マシン。ワーカーノードとマスターノードの2種類がある。
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ポッド:Kubernetesがコンテナを管理するための最小単位。1つ以上のコンテナから構成される。
■その他
スケールアップ:サーバーのスペックを増強
スケールアウト:サーバーの台数を増やす
スケールイン:サーバーの台数を減らす
デプロイ:プログラムを配備し、システムを利用可能な状態にすること
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しっかりわかる教科書というタイトル通りで、特にコンテナ、Docker、Kubernetesの概念を知ることができる。
ただ、オブジェクト指向を例えに出したりしているので、知識ゼロだと厳いかな。
少しシステム開発をしたことがある人なら読みやすい。 -
仮想化とコンテナ半々で書かれているのかと思っていたが、コンテナについて書かれてることの方が詳細だった。
仮想化を予備知識としてコンテナについて、知りたいと思ったら買うのが良いと思う。