疫学とはなにか データと理論思考で探る病気の原因と予防 (知りたい!サイエンス 146)

著者 : 中村好一

• 技術評論社 (2021年4月16日発売)

作品紹介・あらすじ

「病気の原因は何か」や「その病気の感染リスクはどれくらいあるのか」など、病気についての様々な疑問とそれに関係するデータが現代にはたくさんあります。疫学は病気と健康に関する課題に対してデータと調査を基に真実に迫っていく学問です。様々なデータがある中で、どのようにデータを見て偏り（バイアス）のない正しい因果関係を導き出すのかを実際の例とともに考えていきます。

感想・レビュー・書評

[大阪公立大学 中百舌鳥図書館さんの感想 · 2022年4月4日]

病気の原因やその予防法などを、詳細な調査とデータ整理・解析から導き出す学問が疫学です。本書は疫学の考え方やその手法をとてもわかりやすく記載しています。データサイエンスに興味がある方にもお薦めします。

[東京大学医学図書館さんの感想 · 2021年8月17日]

8月新着
東京大学医学図書館の所蔵情報
http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003555504

[mishuranmanさんの感想 · 2021年6月13日]

これもコロナ本かなあ。データサイエンスが経済的格差の健康面での拡大になりそうというのは同意。

[fraserlibさんの感想 · 2021年5月13日]

請求記号　498.6/N 37

著者プロフィール

自治医大教授・公衆衛生学 教授

「2021年 『基礎から学ぶ楽しい学会発表・論文執筆 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」