図解即戦力 不動産業界のしくみとビジネスがこれ1冊でしっかりわかる教科書[改訂2版]
- 技術評論社 (2022年11月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784297131821
作品紹介・あらすじ
国内総生産の1割を占める不動産業は、「開発」「分譲」「流通」「賃貸」「管理」「証券化」の6つに分けられます。平均年収は銀行業界と肩を並べるランキング位置にあり、高収入をめざす労働者の就職・転職市場としても活況を呈する業界です。コロナ禍の影響や新築住宅の着工数減少もあり国内需要は縮小傾向にある一方で、不動産関連の事業者や従業員の数は増えています。本書は不動産事業の基本知識からビジネスモデル、最新のトピックに加え、流動的な人材市場である不動産業界の職場環境(2章)や必須スキルと資格(9章)など、就職転職に役立つ情報を提供します。改訂版ではカーボンニュートラルへの取り組みや、コロナ禍や戦争の影響による業界の変容や抱える問題点を解説しています。
感想・レビュー・書評
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就活にも
不動産購入にもわかりやすい
図を用いて簡潔な説明が魅力的
特徴は特にないが情報もコロナ禍で新しい情報でいい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
不動産業界にどういうビジネスがあるかを紹介している。
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不動産業界の主要なプレーヤー構図を押えられたのは業界理解に役立った。
・開発事業は大手デベロッパーが強い
・マンション分譲もデベロッパーの系列が強い
・一戸建て分譲は大手系(大和ハウス、積水ハウス、住友林業)、パワービルダー系(飯田グループ、オープンハウス)に分かれて強い
・流通事業(売買)は特に大手が優位
・流通事業(賃貸)は中小も強くなる(例:大東建託、ミニミニ)
・管理事業はアパート系(大東建託、レオパレス21、東建コーポレーション)とハウスメーカー(大和リビング、積水ハウス)に分かれる
浅くではあるが最近話題となっている不動産テックに関する知識もインプットするきっかけとなった。