スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 朝食フェスと決意のグヤーシュ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
- 宝島社 (2021年11月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784299022325
作品紹介・あらすじ
シリーズ累計49万部突破! 謎も心もほっこりほぐす、美味しいスープミステリー、最新刊です。
会社主催の朝食フェスの運営に急遽理恵が加わることに。理恵は麻野に声をかけ、スープ屋しずくも出店することになる。けれど突如、目玉の朝食店ブーランジェリー・キヌムラが出店を考え直したいと言い出す。説得に行くと、店主の絹村はとある悩みを抱えていて……。ほか、朝活トークショーに出演予定の人気ブロガーの謎の体調不良や、開催予定地が使用禁止になるほどトラブルが続く。理恵たちは無事に当日を迎えることができるのか!?
感想・レビュー・書評
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美味しいスープミステリーシリーズの新刊。今回は”朝活フェス”のイベントに関わる謎を解いていく。実際にこんなに美味しそうな朝活フェスがあれば行きたい。
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今回は朝フェスがメインで話が進んで行きます。
そこで事件が起こるんだけど、朝フェスはとても魅力的。
食べ物以外も朝に活動するのはいいよね。
そろそろ理恵と麻野の関係も変化するのかなってところでまた次巻 -
ミステリだけど火曜日のサスペンス見たくそんなに殺伐とはしていないストーリー。
スープの描写も美味しそうで、寒い日に見るとスープが読みたくなる。(たまに冷製スープの回もあります) -
今回は朝活フェスに関わることになった理恵に様々なトラブルが起こり麻野とともに解決していく話。失敗や罪を犯してしまった人がしっかりと悔い改めてまた前向きにしっかり生きていく。罪を糾弾するだけでなく赦す勇気も必要だと言う事も教えられた。
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「優柔不断なブーランジェリー」
確信はない不審な影が。
始めから認めていたとしても、もしもの時に何も出来ない人だったら危険に晒されるのが誰か分かっているからこそ試したのだろう。
「鶏の鳴き声が消えた朝」
届く声は大切な孫だけ。
飼うのは個人の自由ではあるが、夜明けよりも早くに響く騒音で不愉快な思いをする人が一人でもいたら対策をするべきではないか。
「骨董市のひとめぼれ」
気が付かなかったが故。
普段から使い慣れてそうな相手ならば心配無用だが、そうでもない可能性が少しでもあるのなら売る際に詳しく話をすべきだったろ。
「壊れたオブジェ」
嘘つきと決めつけられ。
身に覚えがあることを隠したうえで、目の前で罪を被せられ糾弾される子供の姿を見ていて真実を語ろうとは全く思わなかったのか。
「朝活フェス当日 ~理恵の忙しすぎる日~」
悪戯が要員を奪ってく。
イベントにトラブルは付き物とはいえ、単純で子供じみたものだったとしても至る所で行われたら修正する側も手が回らないだろう。 -
あれだけイベント妨害されたのに生ぬるい…と思ってしまった。美味しいパンが食べたい!!
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朝食フェスの運営に携わることになった理恵は、優れた推理力をもつスープ屋しずくのシェフ・麻野とともに、様々なトラブルに立ち向かう。人気パン屋が急に出店を迷いだした理由とは?いわくつきの調理器具を使った人気ブロガーは、なぜ体調を崩したのか。そして麻野の娘・露が冤罪で追い詰められ…。理恵たちは無事にフェスを開催することができるのか?人気シリーズ第7弾!
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日替わりの朝食セットを出しているスープ屋さんの主人、麻野が、いろいろな事件を解決するシリーズもののようで、いきなり7巻目を手に取ってしまった。事件と言っても身近な出来事が中心で、主人公っぽく麻野に接する理恵、娘?のつゆとか登場人物も魅力的で、ほんわか系のお話で悪くはない。
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スープやの娘露が事件に巻き込まれそこの従業員と経営者がちょっとした事を隠していた,父親の麻野さんが冷静に判断し解決する,緩やかに流れる時間がこのスープ屋にある。ホットする時がゆっくり流れる。