ドラマと方言の新しい関係: 『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』へ

制作 : 金水 敏  田中 ゆかり  岡室 美奈子 
  • 笠間書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305707260

作品紹介・あらすじ

近年、方言がドラマにおいて果たす役割がきわめて重要になってきた。
例えば、『カーネーション』から『八重の桜』、そして『あまちゃん』…。
本書は、言語研究の立場から、ドラマの方言を捉え直します。
果たして、ドラマの方言が変わってきているのか。
それとも、方言がドラマを変えたのか。
実際にドラマのことば指導を行っている俳優や、NHKのドラマ制作班の方々を迎え、その謎を考え、「ドラマ方言」が誕生する過程に迫る。
2014年3月に行われた「ドラマと方言の新しい関係」シンポジウムの完全書籍化。

感想・レビュー・書評

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  • かなり面白いです。
    誰しも思い当たるところがあるんじゃないかというテーマだけに、分析を読んでいて、感じ入ることがある。人生と切っても切り離せないものなんだよね。
    ドラマの舞台裏を知ることができて興味深い。

  • 【配置場所】工大選書フェア【請求記号】818.04||K【資料ID】91141655

  • カーネーション、確かに、大阪舞台でもイライラせずに観られたなぁ。「お笑いタレント」が少なかったからかもしれないけど。

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著者プロフィール

大阪大学大学院文学研究科教授。一九五六年大阪府生まれ。専門は日本語学(文法史)。著書に『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』(岩波書店、二〇〇三)、『日本語存在表現の歴史』(ひつじ書房、二〇〇六)、『役割語研究の地平』(くろしお出版、二〇〇七)、『コレモ日本語アルカ? 異人のことばが生まれるとき』(岩波書店、二〇一四)ほか。

「2018年 『時代劇・歴史ドラマは台詞で決まる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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