創作怪異怪物事典

著者 :
  • 笠間書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784305709639

作品紹介・あらすじ

ベストセラー『日本現代怪異事典』の著者が、ホラー・SF・ファンタジー作品においても膨大な知識を元に、創作物に描かれた「怪異」「怪物」を取り上げて紹介。古今東西の映画・文学作品等に登場する怪獣・怪物・地球外生命体・アンドロイド・幽霊・アンデッドなどが、この一冊でわかる!
日本で金字塔・ゴジラが誕生し、海外でも数々の監督が挑んだ怪獣映画や、ハリウッドの技術が結集したSF映画、意表をつく設定のホラー映画、耽美的なホラー小説などの創作物の中から約470点を掲載。「キングコング」「ガメラ」などの怪獣映画の怪物、「スター・ウォーズ」「ターミネーター」シリーズなどのSF映画のキャラクター、「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」などの殺人鬼、ドラキュラやカーミラなどホラー文学に描かれる吸血鬼はもちろんのこと、星新一『ボッコちゃん』の人造美人や、ジャパニーズ・ホラー「リング」「呪怨」の悲劇を背負った怨霊まで収録しました。
作品の枠を超えて読むことで、ジャンルごとの共通点やディテールの違いを見つけたり、次に鑑賞する作品を探したり、創作活動のヒントとして活用したり、創作物の新しい楽しみ方ができるエンタテインメント事典です。

【目 次】
はじめに
chapter1 野生生物・古代生物

chapter2 科学的変異・人造生物

chapter3 怪異・オカルト・ファンタジー

chapter4 地球外生命体

chapter5 マシン・ロボット・アンドロイド

chapter6 幽霊・アンデッド

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感想・レビュー・書評

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  • SF小説・映画やホラー小説・映画に登場する怪異や怪物の事典。有名作品はもちろんB級映画の怪物も抑えています。よくここまでたくさんの作品を観たなあとただただ感心します。ゴジラ作品が多めで特撮ファンとしても嬉しい内容。

  • 朝里樹の事典モノ。古今東西の小説や映画などの創作物の中に登場する架空の怪物、幽霊、ロボットなどに関する事典。もちろん全てを網羅するという訳にはいかず、情報がすでに容易に入手できるであろうウルトラマン系や仮面ライダー、戦隊ヒーローなどの東映特撮系などは対象外。しかし何故かゴジラやガメラなどは敵怪獣含めて取り上げられていたりして正直採録基準は良く判らない。(何故かそれほど有名という訳でもない「13ゴースト」に登場する幽霊11体は個別に項目を立てて紹介されててどんだけ好きなんだと)
    実用的な事典というよりは、読み物として閑な時に適当な項目を読むのが良い感じ。
    しかし、ここ数年の朝里樹の仕事量ハンパないな。全盛期の手塚治虫や赤塚不二夫に匹敵する仕事量でないかい。

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著者プロフィール

監修:朝里樹
怪異妖怪愛好家・作家。1990 年、北海道に生まれる。2014 年、法政大学文学部卒業。日本文学専攻。現在公務員として働く傍ら、在野で怪異・妖怪の収集・研究を行う。著書に『日本現代怪異事典』(笠間書院)、『日本のおかしな現代妖怪図鑑』(幻冬舎)、『日本現代怪異事典 副読本』(笠間書院)、『歴史人物怪異談事典』(幻冬舎)、『世界現代怪異事典』(笠間書院)、『つい、見たくなる怪異な世界』(三笠書房)、『山の怪異大事典』(宝島社)、『日本怪異妖怪事典 北海道』(笠間書院)、『21 世紀日本怪異ガイド100』(星海社)、『玉藻前アンソロジー 殺之巻』(文学通信)、「放課後ゆ~れい部の事件ファイル」シリーズ(集英社)、『続・日本現代怪異事典』(笠間書院)ほか。

「2023年 『日本怪異妖怪事典 九州・沖縄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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