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- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784306032705
作品紹介・あらすじ
スペクトルを使い実務に役立つ応用例を加えた新版・解析法の入門書。新たに、地盤振動および耐震設計用の模擬地震作成法など、実務的な内容の解説を挿入し、巻末の一章に、総括した理論とともに、実際に使えるプログラム・リストを取りまとめ、一挙掲載。
感想・レビュー・書評
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建築応用振動論[Dynamic behavior of building structures]
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地震動のスペクトル解析で有名な入門書です。スペクトルとは何という話から,フーリエ解析やパワースペクトルの話,質点系の振動理論,最後に地盤や模擬地震動に関する話がまとめられています。
これまでこれらの話については,いろんな資料で触れて知っていましたが,体系的にまとめられた書籍を一通り通して読むことで,理解がより深まったと思います。内容も大学の理系で微積分や線形代数の知識と,力学の基本的な内容が理解できていれば読めるかなと思います。
まずは地震による耐震設計をどのように進めていくのかを知り,そのための基本的なツールとその位置づけを把握するとともに,数学的な裏付けを明確にするにはいい書籍だと思います。 -
故・大崎順彦先生(東京大学名誉教授)の著作で,研究室で地震動の研究を行う場合にまず最初に読む本のひとつで,研究室に配属された学生は,まずこの本で応答スペクトルやフーリエ解析などの基礎を学ぶことが多いです.
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