パブリックライフ学入門

  • 鹿島出版会
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784306073265

作品紹介・あらすじ

「この本を通じて私たちが果たしたいことはふたつ。まず、都市計画や建設のあらゆる段階においてパブリックライフを真剣に捉えるよう促すこと、いかに簡単に安価にパブリックライフの調査ができるかを具体的な事例とともに示し、ツールとアイディアを提供することです」(まえがきより)
パブリックライフの伝道師が開陳する都市リサーチの手引き。数量計測、マッピング、動態追跡から、“試し歩き”、撮影・日誌等の記録の取り方まで、ヤン・ゲールが50年にわたる実践で培った調査手法はどれも特別な技術を必要としない。コペンハーゲン、ニューヨーク、メルボルンで行われた調査の結果が、各都市の計画で意思決定のためのインプットとして重要な役割を果たしたことはよく知られている。
著者自ら50年にわたる集大成と位置づける本書で、調査とデザインのノウハウをあまさず開陳する。都市を観察する楽しさに満ち溢れたリサーチの最良の手引き。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/704554

  • ヤン・ゲール二冊目
    最初に人間の街を読んでいたので納得しながら読み進む。
    調査の仕方やその意味、使い方など...色々参考になる。
    実際の都市の例(コペンハーゲン、シドニーなど)が多く実感として伝わる。
    日本の都市でも調査したら面白そうと感じる。日本では車の調査は見かけるが人間のアクティビティー調査は未だしていないのかも...早急に始めるべきと感じた。

  • Azabu

  • 本書はデンマークを拠点に長きに渡り公共空間に関する研究・教育に携わってきた建築家ヤン・ゲールによる「How to Study Public Life(2013)」の邦訳であり、パブリックライフ(建築の間で起き得るあらゆる活動)研究の系譜や調査方法及び事例を整理した一冊。都市の魅力を作り出し、生活の価値を再考し、これからの都市の可能性を考えるためのパブリックライフ学の入門書である。(都市工学専攻)

    配架場所:工14号館図書室
    請求記号:KG:G

    ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2003335844&opkey=B147865293426559&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784306073265

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著者プロフィール

ヤン・ゲール(Jan Gehl):
ゲール・アーキテクツ共同創設者、元デンマーク王立芸術アカデミー建築学部教授
1936年生まれ。デンマーク王立芸術アカデミー建築学部卒業。公共空間に関する教育・研究を行う一方で、コペンハーゲンやシドニー、ニューヨークなどの都市プロジェクトに携わる。デンマーク、英国、米国、カナダの建築家協会およびオーストラリア都市計画協会名誉会員。邦訳書に『建物のあいだのアクティビティ』、『人間の街』(いずれも鹿島出版会)。

「2016年 『パブリックライフ学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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