中上健次論: 愛しさについて

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309010564

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  • 序文 不実なる「一」にむけて

    第一章 真近さについて
    中上作品における、可変的なものと真近さとの関係について語られる。

    第二章 愛しさについて
    中上作品における、「皮膚=テクスト」の〈男根的なもの〉と〈思想的なもの〉、〈染まりやすさ〉〈変りやすさ〉と〈交換不可能性〉について語られる。

    第三章 核心について
    中上作品における、生と「物語」への苛立たしさとしての「うつほ」について語られる。

    第四章 叛意について
    中上作品における、「部落」について語られる。

    第五章 痛ましさについて
    中上作品における、語りのうねり、〈海面=テクスト〉について語られる。

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著者プロフィール

1952年生まれ。著書『日本小説技術史』『小説技術論』『言葉と奇蹟」など多数。

「2020年 『日本小説批評の起源』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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