推理小説

著者 :
  • 河出書房新社
3.17
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本棚登録 : 337
感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309016863

感想・レビュー・書評

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  • ドラマ「アンフェア」の原作……というより「原案」程度じゃないかこれは。まるっきり違うぞ。そして「アンフェア」「リアリティ」の意味づけなども違ったような。そしてあえてこのタイトルを「推理小説」としちゃうのも凄いよなあ。ドラマとは別物としてしっかり楽しめる一作でした。
    しっかしヒロイン雪平夏見のキャラが壮絶すぎ(笑)。「無駄に美人」の表現は巧いですねえ。

  • ドラマ『アンフェア』の原作。
    小説読むと、ドラマはここから大きく展開させたものだったんだね。
    ドラマの1~3話目ぐらいの話が、この『推理小説』。

    カッコイイ女が大好きで、(そうなりたいから)しかも刑事モノ。
    主人公・雪平夏見のキャラ設定からして好み過ぎる!
    最後まで自分の温度を保つ雪平は、クールなんじゃなくて、もともとがこの温度なんだろうな。

  • 2009.8
    「アンフェア」の原作。

  • ★ひねりすぎて…★無駄に美人な主人公などキャラクターの設定は見事。犯人の屈折した思いも読ませる。ただ語り手を複層に配置しており、おそらく一度読んだだけでは著者の狙いが見えない構成となっている。小説の作法として野心的な作品なのだとは思うが、僕にはその点はきちんと読み解けなかった。それを考えると、テレビドラマは見ていないけれど、この小説の登場人物だけを借りたのかな。

  • 記述トリックもの...つーんですかね。
    TVドラマ脚本家によるデビュー作らしく
    人物のキャラ設定が異常に映像化しやすく具体的かも...。
    俳優を念頭に置いて書いてるみたいな。
    女刑事、雪平をメインに続編を念頭においていそうだし。

    でも、人気でそうだなーとは思う。

    とはいえ...正直面白くない(笑)

  • 2009年2月5日

    ははぁー(納得)って感じでした。
    どっちかって言うとTVドラマの方が好みかも。

  • 作者が脚本家、というのにちょっと引っかかりを感じつつも表紙とタイトルに負けて手に取った本。
    しまったこれ見てなかったけどドラマ『アンフェア』の原作じゃないかー!
    ところどころカメラワークの意識を感じます。
    フェアとアンフェア、リアルと非リアル。
    対比をちょっぴり考える。
    けど、私は物語にリアルなアンフェアを求めてはいないのだと再確認。

    Photography-Nick Dolding(front)and David Toase / Getty Images
    design-Yasuhiro Nakamura

  • なんだか読みにくかったです

    推理小説のルール云々という話は、フムフム
    そして普通の推理小説のように設定にたいしての説明はしないのようなこと書いてあった気がしますが、ほんとに書いてない(笑)
    なんか意味深だな〜というとこは結構スルーあるよ
    いろいろ探って読んじゃう人は拍子抜けするかも

    肝心の内容はなにか特別な気はしなかったけど

  • ドラマの方がひねってて面白かったですな。

  •  ドラマ「アンフェア」の原作です。ドラマは見てないんだけど、どうやら内容は別物として考えたほうがいい様子。
     けっこう楽しめました!!!オススメです。

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著者プロフィール

1968年生まれ。小説家・脚本家・演出家・映画監督。2004年『推理小説』で小説家デビュー。同作はドラマ&映画化。著書に『And so this is Xmas』『女子大小路の名探偵』他多数。

「2023年 『Change the World』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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