アンフェアな国 (刑事 雪平夏見)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 381
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309023960

感想・レビュー・書評

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  • 探らなくていい案件を掘り起こし、マイペースで捜査を進めていく、いつも通りの展開。
    安藤との結婚はあるかね?
    あったとしたら、今度は安藤が死ぬ?ってことはないか。

  • ■ 1633.
    <読破期間>
    2016/4/29~2016/5/6

  • さくさく読めて過去作品と比べわかりやすかったように思いますが、林堂の轢き逃げ事件については解決せず、最後の安藤のプロポーズの結果もあえて述べられず、、、ということは次作が割りと早く出るのでは?

  • 8月-11。3.5点。
    雪平刑事シリーズ。
    新宿署勤務の雪平。ひき逃げ事件で逮捕された犯人は、
    別人だとの情報がもたらされる。
    かつての仲間も引き込みながら、捜査する。
    背後には、ある事実が。
    あっという間に読める。面白い。
    次作はあるのだろうか。

  • 刑事 雪平夏見シリーズです。
    今回は国と言うタイトル通り日本と韓国の国交が関係するお話。

    映像版とはもう別物というか。
    安藤が生きてる時点で違うストーリーだし。
    映画やドラマは仲間に裏切られることがどんでんのラストだからね(苦笑)

    なので私は本の方が好きです。
    読んでる時に頭の中で雪平は篠原涼子で浮かぶけども(笑)
    今回なんか雪平が柔らかくなったようなイメージ。
    トータル読みやすくもあったかな。

  • バツイチ、子持ち、大酒飲み、捜査一課検挙率No.1、そして『無駄に美人』という女刑事・雪平夏見。
    あれから約10年。ひとりのヒロインをめぐる小説と映像が10年の長きにわたって執筆、製作され続けている、というのは極めて異例なこと。
    歳を重ね、左腕が麻痺し、もはや「捜査一課検挙率No.1」でもなくなった。
    相変わらず不器用だけれど、少しだけ周りの仲間と一緒に生きることが出来るようになった————

    「私、運転していた人の顔、見たんです。警察が逮捕した人は、全然違う人なんです」
    「え?」
    不可解な異動で、新宿署組対課勤務となった雪平にかかってきた一本の電話。
    危険ドラッグ常習者によって外務省職員が轢き逃げされたその事件には、あまりにも多くの謎が残されていた。
    新宿署の杜撰な捜査。杳として行方が知れないもうひとりの被害者。
    奇妙な行動をとる新任署長。
    韓国から来た男。
    やがて、真相に迫る雪平とかけがえのない仲間に悲劇が襲いかかる―――仲間への思いを胸に海を渡った雪平を待つ哀切な真相とは?

  • 終わり方ーー!!はよ、次を!

  • 今回雪平は新宿署組対課に異動。
    娘の美央は全寮制の私立中学に進学。
    新しく個人のスマホを買おうとショップに行ったところから、今回の事件が始まります。
    あれこれと探る雪平が邪魔になったのか、元上司の林堂は雪平をかばってひき逃げされ、犯人はわからずのまま。林堂も重体のまま次回へ持ち越しか。
    調べた事件そのものは解決しましたが、仮想敵国にあの国もあの国も入っているとは。
    国同士の駆け引きは、アンフェアであり、一筋縄ではいかないのでしょう。
    途中小学生の計画的殺人事件が入りますが、これ自体は世相を表したかっただけなのか。あっさり過ぎていきます。
    そして何よりもこれほど先を望んだのは初めてかも。
    安藤!ダメでもともとだけど、あんたはえらいよ!
    でも私の予想は「ごめん。それは無理」だったりします。

  • ラストの返事がすごい気になる。
    次回作が楽しみです。

  • うきゃ~~っ!!!(≧∇≦)♡
    安藤、いいっ!♡ 安藤、めっちゃいいっ!!♡♡
    誰か、安藤を私に下さい~~~っ!!!♡♡♡

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著者プロフィール

1968年生まれ。小説家・脚本家・演出家・映画監督。2004年『推理小説』で小説家デビュー。同作はドラマ&映画化。著書に『And so this is Xmas』『女子大小路の名探偵』他多数。

「2023年 『Change the World』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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