透明になれなかった僕たちのために

著者 :
  • 河出書房新社
2.75
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本棚登録 : 1122
感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309031293

感想・レビュー・書評

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  • 次が気になり、徹夜してしまいました。
    伏線など、丁寧に書かれていて良かったです。
    殺人願望や、自殺願望は無いんですが、ひょっとしてなんて思ってしまうくらい、一気読みしてしまった。

  • うーん。私はちょっとはまらなかった。
    アリオとユリオ、深雪の関係が歪すぎて、読んでてしんどかった。
    野崎さんの狂気、そしてアリオは変われるのだろうか。

  • 表紙や帯に惹かれて購入しました。
    自分の読書レベルが足りてないなあと思いました
    読後の率直な感想としては、むずかしいなあ、でした。
    ブクログの他の方の感想や、作者の解釈のnoteを読みに行き、理解が深まりました。

    日常的に漠然と死について考えているので、共感できるところも多くありました。
    身近な人の幸せよりたまに死を想像してしまう、そんな時があります。
    生きたいと思えない自分には刺さる小説でした。
    愛されることで生きようと思い、愛されないことで死にたい、あるいは殺したいと思う。
    もしかしたら死や殺意を止めるのには愛が効くのかもなんて、そんなことを考えました。
    じゃあ、愛がない時はどうしたらいいのか。
    救いを求めて読書をしていますが、この本には救いはありません。

    ただ、なんだか読んでる途中に包丁を持ってきてお腹をぐさぐさと刺したくなりました(笑)
    愛したい人も愛してくれる人もいないうつっぽいときにはよんじゃダメです。

  • 主人公が最後に何を理解したのか含めて、わからないことがたくさん。

  • こういう何もかも分かったような顔して、スカして生きてる少年はキャラとして嫌いじゃない

    いなくなれ、群青とか

  • なんかよくわからない。死については考えさせられる。

  • 【請求記号:913.6 サ】

  • 面白かったあ。オススメです!
    ここ数年ぶり実用本以外は読んだことなかったですが、
    次の展開がしりたくてワクワクしながら2日で読破しました。

    とにかく、どんでん返しが何回もあって、飽きない!
    やっぱりそうだと思った、とは読者に簡単に言わせないように練りに練ってあります。

    2回目読んで、あーここねがそういうことだったのね、と今検証して楽しんでます。

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著者プロフィール

『君は月夜に光り輝く』で第23回電撃小説大賞≪大賞≫を受賞し、デビュー。

「2019年 『君は月夜に光り輝く (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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