- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309031569
感想・レビュー・書評
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甘酸っぱい〜!!
第1巻のクールで無愛想なイヌガミさんからは想像できないくらい、初々しくてあどけない。
尊敬して慕う先輩、想いを寄せる同僚、そして恋のライバルになる後輩。
人間関係の機微の描写が良い。自分に自信がなくて、必要以上に遠慮してしまうイヌガミくんの気持ちはよく分かるし、それをおおらかに受け止めてくれる霜月先輩がかっこいい。
図書館の使命や存在意義にも触れられていて、司書として働きたくなる。
やっぱりこのシリーズ、大好きだ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつまでも続いてもらいたいシリーズ。
図書館で働いてみたいなって、毎回思う… -
氷室冴子青春文学賞の第一回大賞受賞作「虹いろ図書館のへびおとこ」から続く虹いろ図書館シリーズ第5作。毎年秋の終わりに一作ずつ出るのを追っていて、3作目までは読んだのだけど、去年の分がたぶん積読の山に埋もれているのでまずはそちらを読まねばならない。でもとりあえず最新作も買う。
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前シリーズが子ども視点でイヌガミさんも達観した感じでしたが、この初々しい様子もいいです。そりゃ悩むし羨むし恋もしますとも。
でも後の姿の片鱗も見えるのです。
図書館と子ども(と親)の関係が描かれるのも素敵。 -
とてもとても、素晴らしかった。この本と出会えたことが本当にうれしいです。