- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309200934
感想・レビュー・書評
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映画の元ネタにあたる監督自ら書いた小説という体裁。映画とはおそらく相互補完関係にあるように思える。妙に引き込まれる不思議な作品。表紙の写真、収められている写真がいい意味で機能していると思う。なんとも言えないよさのある作品だと思う。映画を観るのが楽しみに。
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柳田国男の本を読んで、サクリファイスを観たくなったので近所の図書館へ行ってみたら、DVDは無かったけど、この本が置いてあった。
TSUTAYAにあるかなぁ。
自殺した次男についての本も読みたい。
死への恐怖
死を思いながら、どうして恐怖に呑まれずにいられるだろう。
この存在の確かさ、そしてこの存在もいつか消えて無くなる確かさと同じくらい、人生は不確かだ。
愛し合っていない夫婦が作り上げる家庭は、核戦争と同じくらい破滅的だ。
だから自分の家に放火したり、身の破滅を避けるために身の破滅を招く不倫に走ったり、いつからかまともに会話することもなくなってしまう。
一番可哀相なのは子供たちだ。
タルコフスキーも異邦人なのかも。 -
1986年カンヌ映画祭で史上初の4賞を受賞した映画、『サクリファイス』の原作です。(監督自身の著書って珍しいかも?)映画を見ただけでは分からないテーマも、本を読むと分かるかもしれません。私は本を読んでも分からなかったので、まだまだ勉強が必要です(汗) (詳しい感想は→http://blog.livedoor.jp/chako67k/archives/50916459.html)