不思議の国をつくる: キャロル、リア、バリー、グレアム、ミルンの作品と生涯
- 河出書房新社 (1997年2月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309202792
作品紹介・あらすじ
少女の無垢と妖しさに魅せられ、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』を書いたルイス・キャロル。ヴィクトリア朝の堅苦しさを嫌い、生涯ヨーロッパを放浪し続けた『ナンセンスの絵本』のエドワード・リア。『ピーター・パン』で永遠の少年を賛美したJ・M・バリー。人よりも場所に惹かれると語り、『楽しい川べ』で牧歌的な楽園を描いたケネス・グレアム。最愛の息子クリストファー・ロビンを登場させた『クマのプーさん』で最後の大型児童文学作家となったA・A・ミルン。本書は、いまも世界中のこどもに読みつがれるイギリス児童文学の名作を生んだ五人の生涯と作品を、時代背景を織り込みながら描いた秀作。永遠の少年・少女が活躍する「不思議の国」はどのように生み出されたか…。
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