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- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309230559
作品紹介・あらすじ
中世魔術思想「驚異の秘典」。13世紀以来、最も普及した代表的魔術書。数百年にわたり延々と伝えられて伝説化し、数々の謎に包まれた「禁書」の全容を初めて紹介。
感想・レビュー・書評
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あまり一気に読むような本ではないです。どちらかといえば手元に置いてちょびちょび読んだほうが楽しめそう。
天体の運行から導き出せる物事の本質、数々の薬草、獣の糞や石の処方、人相見など、扱う内容はバラエティに富んでいます。中には水晶で火を付ける方法(レンズにする)や、水に浮かべると火のつく灯心(石灰と獣脂と硫黄、何かの植物を使って作るため、水に浸せば石灰が発熱して火がつく?)など、理屈が判るものも時たま見られます。
理屈が判らなくても、これが読まれていた当時は信じられていたのだよなあ、と思うと中々面白いかも知れません。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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