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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309231198
感想・レビュー・書評
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結局は人間も『遺伝子の方舟』に過ぎないのだが、科学が未熟な中では、それを文化というシステムで保管してきたという考え方が良い。
宗教はウチとソトを産んだ。考え方の違いを産んだ。それは争いの元凶ともなりはしたが、ウチを守るという概念も生まれたからこそ、生命が保持されてきたとも言える。
集合生活だけでは成り立たず、集団生活にはルールが必要で、ルールを守らせるために階級をつくったり、自分達より高次の存在をつくったりした。
人の連綿とした営みが感じられるし、一方で規律や思想をここまで複雑化したのは狂気の沙汰かもしれない。各宗教に共通しているのは、世界観を表すための細かい書き込み。現代ではアウトサイダーアートと呼ばれるものが、本流だったのかも。
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