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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309231389
感想・レビュー・書評
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レヴィナスという哲学者自体を浅学ながら知らないが、著者の本を読み継いでいる中で出会った。一言で言うと難解であり、十分な理解もできなかったが、本書の初版が「壊れものとしての人間」との副題が、今回は「傷の哲学」に変わったのは、著者の体験や、傷(トラウマ)に注目をする現代の状況を反映しているのだろうか。レヴィナス自身が。ショアー(ホロコースト)の体験世代であり、晩発性PTSDのように、トラウマ体験が思考過程に影響を与え、変化してきたことからか。他者性の理解より世界を見ていくことでケアの価値を再定義するもので、現在、注目を浴びているケア倫理との共通性を感じた。
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【現代思想の現在】レヴィナス 壊れものとしての人間 (河出ブックス) 2012 の増補新板。
https://calil.jp/book/4309624480
かなり応用が含まれる。
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