死体は窓から投げ捨てよ

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309241814

作品紹介・あらすじ

ドゥルーズ的問いを極限まで加速させる思考の擾乱。

感想・レビュー・書評

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  • 湿った土の中で数年を過ごす白く半濁した滑らかに蠢く奇妙な塊と夏の数日を叫びまわって落下して行く「セミ」と呼ばれるものとの間には何ら連絡もなく、互いに互いを種族として認知し合うこともなく……。「吃音の穴」p85

  • 平生の私ならこういう衒った題名の本は大嫌いで,まず読もうという気にはならぬが,あとがきによれば,書名だけでなく各章の表題も適当につけた由.読み出してみれば随分面白い.最初に表題の章を読んでいるが,うん『「事件」としての徂徠学』徂徠いいね.そしてフーコーでニーチェでデカルトね.これもいい.永いこと読まず嫌いで損した気分だ.

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著者プロフィール

1954年生まれ。評論家。神戸市外国語大学教授。著書に『家事と城砦』『女と男と帝国』『砂漠の小舟』など。

「2005年 『LEFT ALONE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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