革命---資本主義に亀裂をいれる

  • 河出書房新社
4.00
  • (2)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 39
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309245461

作品紹介・あらすじ

時は暗くとも、新たな何かが出現する。ありふれた人々の「否」からはじまり抽象的労働に抗して「為すこと」を解き放つ黙示録的革命へ。"帝国"以降の世界をひらく新たな闘争の詩学/理論。『権力を取らずに世界を変える』の著者。いま最も重要な思想家ホロウェイの決定的名著。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 資本主義を作っているのは自分達で、一人一人が資本主義の為の時間を自分の為の時間にして資本主義に少しづつでも亀裂をいれて行けばと。
    革命は資本主義の転覆ではなく一人一人の意識の変化で資本主義を切り崩して行ける前著”権力を取らずに世界を変える”に続く実践編の様です。
    今の状況の中でマルクス主義的アナキストの方法論は大きな可能性を持っているのでは。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

社会学・哲学・政治学者。1947年、アイルランドのダブリンに生まれる。エディンバラ大学に学び、政治学で博士号を取る。同大学教授などを経て、現在はメキシコのプエブラ自治大学社会人文科学研究所教授。メキシコのサパティスタ運動、アルゼンチンのピケテーロス運動などの民衆運動に実践的・理論的に関与し、世界社会フォーラムで活躍。アントニオ・ネグリ、マイケル・ハートと並び称される反権力(アンチパワー)思想家。著書はほかに『増補修訂版 権力を取らずに世界を変える いま革命の意味するもの』(大窪一志・四茂野修訳、同時代社)、『革命 資本主義に亀裂を入れる』(高祖岩三郎・篠原雅武訳、河出書房新社)、Zapatista! Rethinking Revolution in Mexico(『サパティスタ! メキシコ革命再考』)、Open Marxism: Emancipating Marx(『開かれたマルクス主義 マルクスを解放する』)、Negation(『否定』)[ともに共著]などがある。

「2023年 『希望なき時代の希望』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジョン・ホロウェイの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×