お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309248271

感想・レビュー・書評

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  • 職業柄、多くのお金持ちの方と接しているという著者が、お金持ちの方を観察していて見つけたポイントを列挙しています。

    本人の自慢話でないところが、読みやすくさせているのかもしれません。

    内容的には、人間として当たり前のことをしているだけのこと。でもそれを意識して徹底的に行うのはなかなか難しい。

    極めて当たり前のことなのですが、できていないことが多い。だから凡人。

    本書の中には、ちょっと頑張れば意識的にも行動的にもできそうなことはいくらでもあります。しかも些細なことばかり。1つずつ習慣にして身につけていきたいものです。

    「上機嫌は大人のマナー」という表現が気に入りました。

  • コンビニは物を買わせるプロ。都会の夜の誘蛾灯。
    スーパー、デパ地下も同じ。

    夜中に買い物に行かない。なければないなりにその日を過ごす。

    ペットはペットショップではなく保護犬や保護ネコを探す。皇太子一家は犬と猫二匹の保護動物を飼っている。

    お金を使った後に後悔するのは最悪。いい勉強だった、と切り替える。

    自分への投資は損がない。

    支払うときは感謝を込めて丁寧に手渡す。

    わずかな遅刻も自分に許さない。遅刻は相手の時間を奪うので罪が深い。
    前日に用意する。遅刻癖はお金がたまらないのと同じ理由。何事にもルーズだから。

    お金では買えないもの=時間、を贈る。

    こちらが心を開けば相手も心を開く。心を開く人は信頼される。

    いつも上機嫌でいることは大人のマナー。感情のコントロールできない人は一人前と認められない。

    イラっと来たら、好きな歌を歌う、深呼吸をする。大きく息を吸ってから、言葉をしゃべる。

    ふだんからキチンとした言葉遣いをする。
    名刺を交換したら、その日にお礼のメールを入れる。
    地方の隠れた名産品を送る。
    よい人間関係を築くために心を配る。

    家を片付ける=1,2秒の手間を惜しまない。

    神様は不公平だが、恨んでも何も変わらない。
    使えるのは自分のポケットにあるお金だけ。

    年収が高い家の子供ほど成績がいいのは、教育にかけるお金だけでなく、家全体がきちんとしているから。家庭環境が大事。

  • 分かりやすいうえに、あっという間に読め、実践できるのでこの著者の本は再読する価値があり購入でも無駄使いではない。

  • よく聞く話ばかりで新たな気付きは得られなかった。まだお金の本を読んだことない人にはおすすめです。

  • 筆者の周りを取り巻く、"お金持ち"の考え方や習慣を記した本。
    お金への関心や心持ち、扱い方など、お金に対する姿勢は収入と大きく関係していると改めて勉強になった。

    また直接的なお金の使い方ではなく、他の面での習慣などを知る事で本質的な成功者の物事の捉え方や人への接し方を学ぶ事ができる。

    <お金の使い方>
    ⭐︎自己投資、自分が本当に欲しいと思ったものに費やす

    →コンビニ、100均などに用もないのに立ち寄らない
    →経験や思い出等(旅行や英会話、ビジネススクールなど)自己投資を怠らない
    →本は月に5〜10冊購入、読むとよし◉2冊でも読みたいものがあれば幸運。


    <お金への感謝の仕方>
    ⭐︎今ある収入やお金にまず感謝する

    →何かを支払う時には店員さんが分かりやすいように、綺麗にお札と小銭を並べる
    →払う時にはお金に手を添え、感謝の思いといってらっしゃいという気持ちを添える


    <お金の扱い方>
    →財布は気に入った高級なものにし、お札の向きを揃えてしまう
    →財布にはお金しか入れず、レシートなどは別のものに保存、1ヶ月後に確認したら処分する
    →クレジットカードは使わずに、デビットカードや現金を使用する。カードはお店側に負担をかける為、現金使用も行う。
    →小銭などは募金するなど愛ある使い方をすることで社会や自分のためになる。

    <日常の習慣>
    ①時は金なり。遅刻は絶対にしない。誰かの時間を奪う事は1番してはいけない事。
    →反対に誰かに時間を贈る事は素敵なこと。
    相手がくれた時間に感謝しよう。

    ②正しい日本語を使う。

    ③常に上機嫌でいる事は大人のマナー。
    怒りそうな時は自分自身をドローンで見る気分で客観視する

    ④身体を鍛える。
    健康を維持、身体を引き締める事は自己管理の象徴。
    人は見た目が9割。忘れずに。

    ⑤身の回りを整理する
    カバンの中身は使う度に一度空にする。
    全てのことは往復する。ドアを閉める。元に戻すなど1秒を惜しまない。

    ⑥〜でいいよと言わない。
    →自分の考えを持っていないことを白状する事と同意義。
    食べたいものさえ決まらない人は、他の面でも自分のするべき事がわからない。精神的に自立していない人ではないか。

  • お金持ちの思考法についてさくっと読める1冊。
    お金は社会的評価の基準であり、人間的魅力がないと稼げないというよくある思考法から、実践的なことまで書いてある。

    ・毎日鞄を整理して、空にする
    ・お札を金額順、向きなど揃える
    ・名刺交換(初対面の人)→その日のうちにお礼のメールで記憶に残る人になる
    というのはこの本を読んでから自然に行うようになった。

  • さらっと読むにはいいと思うけれど、
    改めてというほどではない。

  • 気分転換とかにサクッと読めて文章も読みやすい本でした。
    とりあえずお金持ちは身の回りのことをきっちり丁寧にやってますよ。という「まあそうだよね」的な内容。おそらく私がこの手の本を読み過ぎたこともあるのかもしれないです。

    とはいえ大事なことばかり書いてありますよ。

    私は約束の時間に遅れがちなので、そんなちょっとした緩みが浪費につながるということは肝に銘じたいです。

    あとは、部屋が散らからないための極意。
    ★すべてのことを「往復」で行う
    例えば、ドアを開けたら閉める。引き出しから何かを出したら、しまう。など
    さらに、「1、2秒の手間を惜しまない」ことも大事とありました。
    デスクが散らかりがちなので今日から実践したいです。

  • これを読めば、お金持ちになれるかな?

    なーんて思いつつ、つい手に取った本です。



    ふふふ。。。

    そんな甘い話はありません。



    結局、お金持ちになった人は、

    人間関係を大切にし、色々なことに気を遣い、

    品良く振る舞って、日々を丁寧に生きていると言うことです。





    そして、

    "お金持ちが絶対にしない10のこと" の中に、

    「冷凍庫に保冷剤をため込まない」というのがありました。

    はい、しっかりため込んでいる私です(笑)



    その他、「用もないのに100均に立ち寄らない」などなど。。。

    色々当てはまることがあり、

    あらら、私ったら、お金持ちになれない習慣に、どっぷりはまってる~?

  • 足るを知り、無駄にものを溜め込むことをやめ、本当に欲しいものを手にいれる人生。そしてお金をうまく使うためにも、預金残高ばかりではなく体験を積んでいく大切さに気づかせてくれる。本当の幸せとは何か、それについても考えるきっかけを与えてくれる

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著者プロフィール

早稲田大学文学部卒業後、コピーライター、出版社を経て、執筆活動に入る。ライターとして、ビジネス界のキーパーソンや作家、文化人などを数多く取材。「大人としてどう振る舞うべきか」というテーマでの著書多数。

「2022年 『下品大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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