ブロックチェーンという世界革命: 価値観を根本から変えるテクノロジーの正体とは
- 河出書房新社 (2019年1月25日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309253923
感想・レビュー・書評
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ブロックチェーン技術そのものについて説明するというよりも、技術革新やパラダイムシフトがどのように起きるのかという過程に注目した作品。国家と産業、権力と技術の関係について改めて考えさせられる。
元々は権力に抗する人々やカウンターカルチャーの中から生まれてきたネットというものが、今やGAFAをはじめとする大手IT企業の専有特権となっているのはなんとも皮肉なことである。ブロックチェーン技術はそうした世界を覆しうるのだろうか...本書はそんな期待を抱かせうるものだと思う。
ブロックチェーンと聞くととっつきづらいが、経済安全保障への関心が国内外で高まる中、改めて国家あるいは権力と技術の関係性を考える視座を提供してくれるという点において、公務員になる前に読んでおいて損はないのではないか。
(K.Y)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
①ブログチェーンの仕組みにおいて大事な事は、台帳であること、改竄できないこと、台帳を共有していることである。
②ビットコインの台帳は、誰もが対等の立場で参加するオープンで民主的なシステムになっている。
③この台帳が唯一ユニークで正しいものであることを証明するために、参加者同士の競争によるプルーフオブワークという仕組みが発明された。
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