地球の限界 : 温暖化と地球の危機を解決する方法

  • 河出書房新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309254425

感想・レビュー・書評

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  • こういう種類の本には、地球そのものの歴史から説き始めるものが多く、本書もその1冊ではあるが、いままで読んだものの中では一番簡潔でわかりやすかったように思う。グレタ・トゥーンベリが序文を描いているが、ずいぶんこなれてきたなあと思わせる文章だ。それはさておき、本書はためになるアース・ヒストリーではなくその奇跡ともいえる絶妙なバランスの中で進化(あるいはこの50年では退化?)してきた今日の地球をどうしたら存続していくことができるかを説いた本だ。しかしながら現実は、「もう時間がない!」と多くの本で言われている切羽詰まった状況が、一向に現実味を帯びてこないもどかしさがある。特に日本の危機感のなさは世界の中でも際立っている。

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著者プロフィール

シンギュラリティ大学教授、フューチャー・アースの上級研究員、エドモンド・ヒラリー・フェローシップの研究員。ポツダム気象影響研究所などを拠点に、地球持続可能性について執筆、批評、戦略などの活動をする。

「2022年 『地球の限界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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