アライバル Paperback Edition

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 135
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309256962

感想・レビュー・書評

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  • 【書評】『ARRIVAL アライバル』ショーン・タン - 横丁カフェ|WEB本の雑誌(2011年7月21日更新)
    http://www.webdoku.jp/cafe/fukuoka/20110721093744.html

    第3位『アライバル』ショーン・タン - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG(キノベス!2012)
    https://booklog.kinokuniya.co.jp/booklog/kinobest2012/archives/2012/01/3.html

    アライバル Paperback Edition :ショーン・タン | 河出書房新社
    https://www.kawade.co.jp/sp/isbn/9784309256962/

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    「社会的分断を乗り越える書物。」泣

  • この書は、2006年に発表されアングレーム国際マンガ祭最優秀作品賞を受賞している。
    ショーン・タンの名前を世界に知らしめた代表作である。

    ショーン・タンの文字のない絵本は何冊か読んでいるが、これは凄い。圧倒されるというか、心が揺さぶられる感覚である。

    開いた途端にセピア色したモノクロの世界。
    捲るたびに映画でも観ているかのような気持ちになる。
    悲壮感、絶望感、虚無感さまざまな感情の果てにあるもの、見つけたい希望。
    人の表情の凄さに胸が締め付けられたりしながらも未知への世界を魅せてくれる。

    感動の波がとまらない。

  • これは完全に大人のための絵本
    字がないから子供も楽しめるかと思ったけど
    字がないからこそ読みとる力が必要だった

  • 絵だけで伝える強い画力、何度も見返すと細かいところに発見があるかも。

  • 文字のないおとなの絵本。
    私には、まだまだこの本を読み解く力がない…
    どこか遠くの土地へ男性が家族をおいて単身で行く。(細かいコマのひとつひとつの絵が表情豊かで見入ってしまう、とても素晴らしい)
    先にセミ、を読み、同じ作者の本ということで読んだ。
    またいつか、読んでみようと思う。

  • 人生の美しさ、喜び、切なさなどが詰まった絵本。表情やこの背景を比べてみるだけでも価値がある。

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著者プロフィール

1974 年オーストラリア生まれ。幼いころから絵を描くことが得意で、学生時代にはSF 雑誌で活躍。西オーストラリア大学では美術と英文学を修める。オーストラリア児童図書賞など数々の賞を受賞。2006 年に刊行した『アライバル』は世界中で翻訳出版されている。イラストレーター、絵本作家として活躍する一方、舞台監督、映画のコンセプトアーティストとしての活躍の場を拡げている。9年の歳月をかけて映画化した『ロスト・シング』で2010 年に第83回アカデミー賞短編アニメ賞を受賞。2011年にはアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。2019年には日本で初めての展覧会を開催。現在メルボルン在住。

「2020年 『ショーン・タン カレンダー 2021』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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