韓国文様事典

著者 : 金両基

制作 : 林 永周 

• 河出書房新社 (1988年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

簡便な韓国文様事典がないか、という声が本書を生むことになった。本書は、韓国で話題になった林永周著『伝統紋様資料集』(原文韓国語)の日本語訳で、デザインカタログ・シリーズの一編として編集したものである。シリーズの一編に合わせたために、原文の二分の一ほどを割愛せざるを得なかった。原書は資料集として編まれているが、本編では文様の面白さや楽しさに焦点を絞って編んでみた。

著者プロフィール

1933年生まれ。哲学博士・評論家・比較文化学者。比較民俗学・国際関係論専攻。韓国文化勲章受章・（日本）芸術祭最優秀賞受賞。
主な著書に、『ハングルの世界』（中公新書、1984年）、『キムチとお新香——日韓比較文化考』（中公文庫、1987年）、『物語　韓国史』（中公新書、1989年）、『韓国神話』（青土社、1995年）、『ふだん着の人権論』（明石書店、1997年）『図説　韓国の歴史（新装改訂2版）』〔監修・共著〕（河出書房新社、2002年）、『韓国の歴史を知るための66章』〔編著〕（明石書店、2007年）などがある。

「2008年 『朝鮮王朝時代の世界観と日本認識』 で使われていた紹介文から引用しています。」