ジャズマンが愛する不朽のJAZZ名盤100

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 62
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309269122

作品紹介・あらすじ

163人が本音で語る!チャーリー・パーカーからノラ・ジョーンズまで究極の100タイトル。マイルスはあの名盤をどう思っている?次のフェイヴァリットが見つかる「楽器別ミュージシャン影響関係図」付。

感想・レビュー・書評

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  • これは面白いJAZZガイド本。この手のディスクガイドというのは著者の嗜好が内容を左右しがちなのだが、本書はジャズの名盤についてアーティストが語るというコンセプトであり著者の解説は最小限(かつ的確)に抑えられている。ジャズの黄金期である50~60年代の作品について当事者自身の話が聴けるというのは興奮ものだし、ボーカルや金管木管、リズム隊といった演奏者がこれ程平等に扱われるジャンルは他にないことを改めて思い知らされる。黄金期の時代から外れた作品もきちんと選ばれているのがまた心憎い。絶版なのが本当に悔やまれる。

  • ジャズを聴く人にぜひ読んでほしい。
    名盤に対するジャズマンのコメント集。

    他人の作品をどう捉えているのか。どんな影響を受けたのか。
    マイクの使い方やピアノのタッチの仕方など、プレイヤーならではの指摘も。
    聴き飽きた名盤も再び新鮮な気持ちで聴くことができる。

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著者プロフィール

1950年東京生まれ
自称“世界一のブルーノート・コレクター”
ジャズ・ジャーナリズムにデビュー
ニューヨーク通
著書『激白ジャズ・トーキン』(スイングジャーナル社)

「1994年 『ブルーノート再入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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