総特集 三原順 少女マンガ界のはみだしっ子

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 67
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309275796

感想・レビュー・書評

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  • まったく三原順先生は特異な漫画家だったと思う。突然の死から早くも二十年。こうしてムックが出るのは本当に嬉しい。忘れられない人がたくさんいるんだなあとしみじみ思った。

    なにはともあれ、この表紙。四人それぞれの性格を、一言の説明もなしに絵だけで描ききっている。この一枚だけで、あの場面この場面とどんどん頭に浮かんできてしまう。たくさんのイラストがカラーで紹介されていて、そのほとんどが「はみだしっ子」。こうやってまた四人に会えるとは思わなかった。涙が出そう。

    たくさんの人が、三原先生や「はみだしっ子」について語っている。本当に「はみだしっ子」はいろいろ語りたくなる作品だ。「花とゆめ」という名の少女漫画誌に、こんな心をえぐるような漫画が載ってたなんて、少女漫画を読まない人は思いもしないだろうな。しかも絵柄は華麗な少女漫画タッチ。いつ「四人は幸せになりました。メデタシメデタシ」となるのかと思っていたら、そんな予定調和なんか蹴散らして進んでいくお話に、毎回息をのむ思いだったのを思い出す。

    三原先生が亡くなったのは、わたしが一番漫画から離れていた時期で(とにかく人生が忙しかったのよ)、その時どう思ったのか、あまり覚えていない。その後、文庫で読み直して、あらためてその凄さを思い知るとともに、自分が、ストーリーどころか、細かいセリフや表情やコマ割なんかに至るまで、かなり覚えていたことに驚いた。そういう強さのある作品なのだと思う。

    先生は「はみだしっ子」の続篇を考えていた、と書かれている。そうか、もしかしたら大人になった四人を目にできたのかもしれないのか。四人はいったいどんな人生を歩むことになっていたのだろう。

  • 三原順復活祭、原画や下書きなど、見るとこができてほんとによかった。
    クリスマスローズ咲く頃、のあの印象的な絵、原画が展示されていて、感動!!
    ああ、最終回が載る冊子を手にした時の、言い難い緊張感を、思い出す・・・・
    いまなら、あのラスト、違う想いで受け取れるのだろうか・・・
    ああ・・・・・

  • 「はみだしっ子」もう一度読みたくなった…。

  • 三原順の作品世界やその背景、

  • 2017/09/18

  • いまのマンガファンは、三原作品を読みこなすことができるのだろうか?
    いまだに拙い読み方をしている私には、よいガイド。

  •  「はみだしっ子」で有名な三原順さんについての特集号。
     私ははみだしっ子以外の作品を知らなかったんだけれども、これを読み、ファンサイトを読むと、「はみだしっ子」以外の作品にスポットが当たらないのはつらいなぁと思った。

  • (2016-01-24)

  • やっぱり三原先生、大好きです!

  • 素晴らしかった。

    原画展も行けて良かった…カラー絵の細やかさに度肝を抜かれた…

    『はみだしっ子』はやはり何度でも何度でも読み返したくなる。
    読み返すたびに、ちょっとずつあのラストにも納得している。

    出会えて良かった。

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著者プロフィール

漫画家。1975~81年にわたり「花とゆめ」で連載された『はみだしっ子』シリーズが大ヒット、熱狂的支持層を獲得。ほか代表作に『X Day』『ムーン・ライティング』シリーズなど。1995年、病没。

「2015年 『三原順 少女マンガ界のはみだしっ子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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