- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309411811
感想・レビュー・書評
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NHKの大河ドラマが始まって注目を集めている山本(新島)八重の一生、会津の女性を主題とした史実が書かれている。本当は大河ドラマが始まる前に読み終えたかったんだけど、この時期になってしまった。。明治維新前後は新政府軍からの目線での著書やドラマ、映画が多く旧幕府軍からの目線で書かれているモノは少ない印象がある。そういった意味でも新鮮かつ驚きの描写が多く、改めて「勝てば官軍」なんだよな、ということを実感した。
内容についてはこれから1年間かけて映像で見れると思うので詳しくは記載はしないけど、当時の日本人は本当に強い精神力と責任感を持って生きていたんだなあと感じた。確実に負けてるな・・・
環境に恵まれていないなあとか、運が悪いよなあとか思ってい愚痴ってる人は読んだほうがいいかもしれない。間違いなく当時の会津の人、特にその当時の女性よりは今の環境は恵まれてますよ(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
驚きました
こんな方がいたとは!
戊辰戦争の不条理と会津女性の
気概に驚きました -
あまり詳しくない時代だったので、大変勉強になりました。尊王、攘夷、王政復古、大政奉還、鳥羽伏見の戦い、蛤御門の変。授業で文字としてのみ把握していた知識に、血が巡ったような。反面、八重の人柄・事跡を詳しく知りたい方には、ややじれったく感じるかも知れません。(なかなか八重が登場しないし、扱いも多いとは思えないため) その辺りは、他の書籍で補うのが良いかもしれません。