いつ殺される (河出文庫 く 17-1)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309415840

感想・レビュー・書評

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  • うーん、ややこしい。

  • とってもサスペンスな作品でした。そして、鉄格子と外部からしか鍵のかからない出入り口しかない密室とも言える病室に夜な夜な現れる謎の幽霊、顔のない死体、追いかけた幽霊(犯人)が忽然と消える人体消失などなどトリックネタが盛り沢山。
    とっちらかりそうな話を石毛警部の足による捜査一本で繋ぎながら最後まで持っていった力業。読み応えはバッチリでした(ちょっと女性登場人物に似通った人が多くて多少混乱しましたが……)。
    最終章のタイトル「ギロチン」が、あの道具を出してくる辺り、洒落がきいてて私は好きです。

    作者本人の「あとがき」も、当時の界隈の描写が大変興味深く面白かった。

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