パリっ子の食卓: フランスのふつうの家庭料理のレシピノート (河出文庫 さ 43-1)
- 河出書房新社 (2019年8月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309416991
感想・レビュー・書評
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フランスの食文化を楽しく知ることができます。
生き生きとしていて、食への愛情が伝わってくる文章。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
料理への熱い思いが伝わってきます
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これで家庭料理なんだと思いながら読み進めました。
レシピはどちらかというと、ホームパーティーで作るちょっとしたおもてなしレシピのような気がします。
エッセイの部分は楽しく読ませて頂きました。 -
軽い口調でさらりと書いてあるのは、普段からたくさん楽しく料理をされてる方だからだろうなと感じた。日本では馴染みのない食材や販売方法も多く、フランスのグルメ文化はここからできていると思わせるし、食材ときちんと向き合って感謝しながらいただいているのが想像できる。表現が難しいけれど、私はお肉大好きだけど骨付き肉すら苦手なほど元の姿を考えるという行為を避けているので、日本はそういう角度からも食育が必要なのかなと感じた。
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パリで暮らす著者が覚えた家庭料理の数々を短いエピソードとレシピ付きで紹介しているエッセイ集。毎度さいごに合わせるのにお勧めのワインを挙げてくれるのがとても良い。
たまにフランス料理以外も入ってくるあたり、家族で行った旅先で食べた異国の思い出や、様々なルーツの人が暮らす都会ならではの空気感がある。90年代に書かれたものなのでイラストに年代を感じるが、文章は違和感なく読みやすい。