慈善週間: または七大元素 (河出文庫 エ 1-3)

著者 : マックス・エルンスト 巖谷國士

• 河出書房新社 (2010年8月3日発売)

感想・レビュー・書評

[zasetuさんの感想 · 2022年4月27日]

コラージュ・ロマン第三弾！ イマジネーションとしては低速どころか鋭く研ぎ澄まされてきた気がします。でも相変わらず何が起こってるのかようわからん（笑）。
もはやキャプションと呼べるものすら、ほぼ無いに等しいです。…ですが、もちろん手抜きではなくて、詩的な意味がきっとあるはずなのです。きちんと読み込んでいけば、何となく曜日ごとにエピソードが(ぼんやりとですが)見えて来ます。そんな意味ではキャプションがない方が、ある意味コラージュ・ロマンの本質に迫っているようで面白かったです。
日曜日、月曜日はわかりやすい気がするなぁ。火曜日は竜がメインらしく、すごく不思議で不気味でかっこいい絵が多かったですね。

[baxさんの感想 · 2014年10月8日]

［　内容　］


［　目次　］


［　問題提起　］


［　結論　］


［　コメント　］


［　読了した日　］

[沢村さしみさんの感想 · 2011年12月25日]

見て感じろ、的なね。

[isutabiさんの感想 · 2011年5月1日]

もうひとつのコラージュ小説。
今度はキャプションがないのが残念だと思っていたけど読み進めるにつれより詩的解放を得られるようにも思えた。

（2005年12月12日読了）

[kaamosさんの感想 · 2011年2月25日]

三部作ということでとうとうこの本が最後になってしまった。

今回は文が最低限しかなくほとんど絵だけで構成されていて、絵解きとかって全く出来ないし分からないのだけれど、滑稽で淫乱で字は無くとも詩的で一番好き。
表紙の海老反り女も「どうした！？」って思うけれど、一枚一枚頁をめくる毎に「ねえ、どうしたのさ」って問いかけたくなる程、奇妙に訴えてくる何かがある。
さすが慈善週間、救われました。

[モヨコさんの感想 · 2009年10月11日]

コラージュ・ロマン3冊目。この本のコラージュが一番エロティックで、また、クスっと笑ってしまうようなユーモラスもあったりする。其処彼処に蛇が現れるが穿った見方はしないでおこう。

[うこがいさんの感想 · 2007年10月7日]

目から鱗。

[ノルンさんの感想 · 2007年6月4日]

http://ameblo.jp/norun3sisters/entry-10025764466.html

[白紅茶さんの感想 · 2007年4月3日]

シュールレアリズムの代名詞といったら彼。
行き過ぎたコラージュと言葉のコラボレーション。
思わず笑ってしまいます。

[jibaさんの感想 · 2006年1月18日]

エルンストのコラージュ本。
わけわかんないけどカッコイイ。