「困った人たち」とのつきあい方 (河出文庫 フ 4-1)

  • 河出書房新社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309462080

感想・レビュー・書評

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  • あまり日本の職場ではあてはまらない内容の本です。

    困った人の分類は良いですが、モデルケースとして出てくる人たちや結論がアメリカ的です。日本でやったら逆効果のように見えます。

    職場というのはその国の文化や習慣が色濃くでるので、日本の職場の特徴に合わせた本を読む方が良いかと思います。

  • "世の中いろんな人がいる。
    中には、扱いが難しい人とたちも・

    そんな人たちに遭遇した場合の対処方法をまとめたものが本書である。

    自分以外の人を理解することは難しいこと。
    思考パターンが人それぞれゆえ。
    様々な思考法で、行動する極端な事例を学べる本。
    この本を読むことで、人付き合いでの悩みを解消するヒントになればいいですね。"

  • 108円購入2017-12-09

  • 1,シャーマン重戦車型
    攻撃性と豪胆さとを高く評価しているので、そうした性質が欠けているように思える人々を軽くみがち。 このような人たちを見くびる事によって自負心と優越感が生まれる事になる。当然なすべき事をしない連柳に正義の怒りを感じ、その人たちを傷つける事を正当化する。自分から逃げ出す物と思っていて、実際に逃げ出すと、その相手の価値を切り下げる。
    2.対処法
    弱くためらいがちで曖昧でも有る態度から自分が脱却するしかない。正面から、対決姿勢をとってはならない。戦って勝つことは避ける。最後まで渋ってやりたくない事は、相手に手向かって立ち上がることだ。
    会話を遮られたときは、話中です!と断固として言う事。但し、後退する場合も考慮に入れておく。 品位を傷つけられてまで、なお自分の位置に留まる事など誰だって拒否していい。いつでも親しくなる心の用意を。
    3,敵意を秘めた攻撃的な人間が、親愛の情を示す事が有る。その時を堺に、彼がとてもいいやつに変わる。
    4,こちらが真剣である事を、相手に向けて出来るだけ示し、アポを取る。 うまく行っていないと自分で思っている事を、そのまま彼に伝える。溝を作ったと思われる出来事についてこちらが理解している限り話をする。
    5,対処法が成功するかどうかは、自分の備えに掛かっている。計画を実行する時間と労力が無ければ、解決しない。対決がいやになると、戦線から退却したように相手から思われる。シャーマン重戦車型にたいしては、事前に練習が必要。鏡を見ながら喋ってみる。
    6,何をやっても上手くいかない場合には、お互いに距離をおいた方が賢明。物理的距離、組織上の距離。

  • 勝間氏の著書に紹介されていました。経営コンサルタントの著者が14年の経験からまとめた、難攻不落の「困った人」たちの攻略法。共通の目的を達成するべく他人とチームを組んで仕事をしなければならない全ての人に送ります。人間関係のハウツー本って -上手なプレゼンの心得だとか、好かれる気配りのコツだとか、デキル人の仕事術だとか- "自分" にスポットライトを当てたものが多い気がしますが、ここでは "他人" に焦点が当てられています。

    もちろん誰だって、同僚や家族や友人をうんざりさせてしまうことがありますが、ここで紹介されているのは周囲の皆が手を焼く常習犯たちです。

    この本は厄介な人たちの生態系や攻略法を羅列した、ただの辞書ではありません。彼らの人間的な弱さや、彼らなりの理屈や動機をも分析してあるのが、本書が万人に参考にされている理由かと思います。何が彼らに他人の時間を無駄にするような行為をさせるのかがわかれば、パターンにまさに当てはまる「困った人」でなくても、応用して対処することができるでしょう。それでも、放っておくしか無い、やらせておくしか無い、触らぬ神に祟りなし、といった悔しいケースも紹介されています。企業戦士たちのあくなき戦いは続く。

    残念ながらこの本かなり堅苦しい。著者がまじめなのか翻訳者がそうなのか。きっと誰でも出くわしたことがある困った人たちはコメディーの題材として笑い飛ばすぶんには最適なターゲットですから、先日紹介した小阪裕司氏の様に軽いタッチで書かれていればさぞ面白い本になったかと思います。"Men are from Mars, Women are from Venus" も結婚に関する異性の攻略本ですが、本書もあちらのようにユーモアと愛情たっぷりに書いて欲しかったです。

    序盤に「困った人」の行動パターンと性格パターンがきっちり図表化されているのなんかを見ると、いかにもビジネス書!といった趣です。(勝間氏の頭の中ってこうなっていそう...) 扱いにくい人と言っても百花繚乱。人間こんなにきちっとグループ分けはできないでしょうとまず思ってしまいました。まぁ各章もそのダイアグラムに沿って独立して構成されているので、困った人に遭遇してしまった時に必要な箇所だけ読んで参考にすればよさそうです。

  • 翻訳に難あり。
    だが良書。

  • タイトルを一目見て、気になった人は多いのではないでしょうか?「困った人」の行動パターンを11つ、性格パターンを7つに分けて各々の言動例・効果的な対処方法・考え方のスタイルが紹介されています。思い返せば、自分の周りに当てはまる人が必ずいる気がします。僕は攻撃型・狙撃手型かな笑

  • 文章が良くわからないところがあり翻訳が残念。

    困った人を分類しているところが面白いが、詳細まで読むのが辛い。

    理解できない人を困った人だと決め付けるだけでなく
    本当にその人は困った人なのか?と見分ける術には納得。
    だれでも他人のせいにしたくなるから。

  • なんて直接的なタイトルなんでしょ。出版は十年前。色んな困った人のタイプ別の対処法が書いてあります。マニュアル本としても、あぁ、いるいるこんな人、的な読み方もできますが、人様のことより、ところで自分はどういう「困ったちゃん」なんだろう、と思いながら読んだ方が建設的かと思われます。

  • 人間関係の参考書的な本。各タイプについて対処法があります。

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