世界の歴史 2 (河出文庫 789A)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 91
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (466ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309471617

作品紹介・あらすじ

人類最古の文明をつくった民が、楔形文字で語りつたえた民族興亡の叙事詩。

感想・レビュー・書評

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  • 2016/2/22
    メソポタミア文明のことはあまり知らなかった。川があり水があり、交通の要所であるメソポタミア。とても面白くさまざまな国が興亡したんだな。4000年も前から同じような人間の営みがあり、栽培し食べ酒を飲み生きていたんだな。人間はあまり成長していないのかもしれないね。

  • 10年以上前に読んだものを再読。
    当時でも古本で購入したが、最新版は内容が更新されているのか不明。
    紀元前2000年~紀元前500年というくらいのはるか昔の出来事が発掘調査と文字の解読で明らかになっているわけだが、情報が少ないだけに歴史というより想像の余地があり、物語のようで古代史は面白い。

  • 文明の源、オリエント。しかし、人間は昔からどうしようもない生き物なんだね。他民族、他人種となるとまったく人間扱いじゃない。

  • 2008年4月頃読了。
    大変読みやすく、内容も面白かった。古代オリエントには詳しくないので、勉強になった。今後、より詳細な本を読むための概念をつかむために極めて有用である。

  • とにかく世界史に対する基本的知識が不足していると思い、「世界の歴史」が読みたくなったのだが、お金がない。廉価な文庫版を探すとありました!少し古い気もしましたが、全シリーズの中から読みたいのだけ選んで23巻まで、17冊を購入。いきなり1巻を飛ばして2巻から読みます!さて古代オリエント、知らないことばかり。こんな昔からビール飲んでんだなあ。冒頭に述べられる「なぜ人間は豊かな森の中に住まなかったのか」という疑問は結構衝撃的。あたりまえのように理解したような気になる常識の恐ろしさを教えてもらいました。民族の気質が環境に大きく作用されていることもいまさらながら思い知らされる。日本史よりもさらに新鮮で、楽しく読めました。こういう本を読む積み重ねで、「世界史力」がつくと信じたい。このあとさらに面白いシリーズであることを期待して星3つ。

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著者プロフィール

(きしもと・みちお)
1918年福岡県に生れる。1941年東京大学卒業。言語学専攻、元甲南大学教授。1991年歿。著訳書『ユーラシア語族の可能性』『古代オリエント』『ヨーロッパ文学とラテン中世』(共訳)等。

「2022年 『一般言語学の諸問題【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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