明治奇聞 (河出文庫 み 9-4)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309473161

感想・レビュー・書評

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  • ?年越しでようやく読み終える。
    なぜか進まなかったが、最近読み始めたら一気に読み終えた。

    明治~大正にかけてのニュース(みんなが知っている大事件というよりも、どちらかというと三面記事的な、庶民の間での流行ものや話題になったものが多いか)を収集したもの。

    『「去年の今夜」と叫ぶ幼児』は、なんだか「夢十夜」を思い出した・・・。

  • 関東大震災の折りのあれこれ記録なども収集したガイコツ先生のエッセイを、今回の地震を機に再読。
    思いのほか、現在と重なる部分が多い。
    ・尋ね人の貼り紙
    ・「この際」が流行語に。
    ・軽信誤認録多々あり。
     流言浮説について警視庁が作成した貼り紙の図版がおさめられている。
     このあたり現在のtwitterの伝播も同じか
    ・玄米食、井戸水、徒歩での往復などの旧事物が復旧。

  • 100422(s 100506)

  • 風刺に富んでいるし含蓄も深い。

    すばらしい慧眼の持ち主でした。

    明治の世相、あるいは一面がよくみえて面白し。

    世相って

    結局今とそう変わらんね。

  • 明治についてのエッセイと、震災画報が収録されています。当時のデマとか一刀両断。

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