人はこうしてみすみす損をする: 面白いほどよくわかる「マネー心理」の摩訶不思議 (KAWADE夢新書 329)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309503295

作品紹介・あらすじ

いつもは堅実な人が、あるときは浪費に走り、派手な浪費家も、ある場面ではケチになる。なぜか?収入は少なくないはずなのに、つねに「お金がない」のは、どうしてか?お金を使う、ためる、増やす…人のマネー行動をウラで操る心理と真理が見える「心の会計」学。

感想・レビュー・書評

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  • 投資をやるので興味を持って読んだがこれは記憶に留めておきたいと思う箇所が多くて付箋だらけになってしまった。定期的に読み返すべき一冊。

  • 普段自分では意識していないだろう,「おかしな経済行動」の事例集.おもしろく読ませていただきました.人の行動とは摩訶不思議.とらえどころのないものをどうとらえていくか.いろいろなパターンを知ることですね.まずは.

  • [ 内容 ]
    いつもは堅実な人が、あるときは浪費に走り、派手な浪費家も、ある場面ではケチになる。
    なぜか?
    収入は少なくないはずなのに、つねに「お金がない」のは、どうしてか?
    お金を使う、ためる、増やす…人のマネー行動をウラで操る心理と真理が見える「心の会計」学。

    [ 目次 ]
    1章 「金銭感覚」の摩訶不思議―人は「後悔するよりまし」と、損を承知で出費する(人は「後悔するよりまし」と、損を承知で出費する;人は地道に稼いだ金は出し渋り、あぶく銭はパーッと使う ほか)
    2章 間違いだらけの「損得勘定」―人は損失にこだわるあまり、傷口をさらに広げてしまう(人は儲かるときは手堅く、損するときはギャンブラーになる;人は「高い当選確率」より「高い当選金額」に心を奪われる ほか)
    3章 「特価」に迷走する消費心理―人は得した気分を味わうと、積極的に金を使いたくなる(人は「得した気分」を味わうと、積極的に損をし始める;人は自分の“浪費”を“浪費”と認めようとしない ほか)
    4章 「買う、買わない」の分岐点―人は大きな買い物のついでに、小さな衝動買いを重ねる(人は大金を動かすと気が大きくなり、サイフの大きさまで錯覚する;人は「○○には△△がつきもの」という観念に縛られ散財する ほか)
    5章 「人気」に潜む心理の罠―人は行列のできる店に「満足しよう」と努力する(人は行列のできる店に、「満足しよう」と努力する;人は最上級のものが欲しくても、中位のものを選んでしまう ほか)

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著者プロフィール

早稲田大学卒業。出版社勤務を経て独立後、執筆活動を中心に活躍中。身近な「人と社会」についての疑問、矛盾、法則などを体系的にまとめることを得意とする。その幅広い人脈、高い情報処理能力には定評がある。

「2015年 『単位 役に立つおもしろ事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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