人生他力本願 (14歳の世渡り術)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 77
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309616582

作品紹介・あらすじ

永遠の子分肌、ダチョウ倶楽部・上島竜兵が伝授する、頼りっぱなし世渡り術!中学生以上。

感想・レビュー・書評

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  • 上島竜兵さんは、先輩後輩と誰からも愛されていた芸人さんだと思いますが、そこにはやはり「他力本願」の考え方がありました。
    読み進めながら「こんな素晴らしい考えがあるのに、なのにどうして…」と思ってしまいます。

    人間はどうしても年齢や家庭環境、社会情勢などによって少し考え方が変わったり、心のバランスが崩れてしまったりするのかなぁと感じました。

    ① 白鳥は優雅に泳いでいるが実は水の下では必死に足を動かしている。志村けんも同じ、一つのコントを作るのに徹底的に稽古していた。
    ② 誰だって見えない努力をしているが、決して完璧でなくてもいい。一個だけ凄くて後は全部ダメでもいい。ダメだから人が集まってくる。
    ③ 運に感謝する。
    ④ 絶対に人のせいにはしない。人のせいにはしているうちは絶対に上手くいかない。
    ⑤ 人生他力本願。頼る場合はその人を尊敬しないとダメ。そして感謝を忘れない。

  • あともう少しで読み終わるんだけど、
    読み進めながら、
    なんで…
    なんで…
    て思いながら読んでる。

    子どもの頃には気づかなかったんだけど、
    「お笑い」って、古き良き(旧き良き?)
    男の世界なのかもって、今更ながらわかった気がする。

    私はお笑い大好きで、これを語りだすとまた長くなるからあれだけど、ダチョウ倶楽部がリアルタイムなお笑いではやっぱりなく、気づいたら、テレビつけたらそこにいる、みたいな存在で。
    志村けんとの関係や、他のお笑い芸人との関係や、
    そんなのを読めば読むほど男の世界なんだなぁって。

    皮肉なことだけど、あんなことがあって、
    こんな著書が残されてると知り、
    読んでみたくなって読んでみたけど、
    泥臭く、でも地道にやってきたことを知り、
    そしてやっぱり、
    なんで…
    と繰り返しながら読み進めている。

    この本に出てくるように、
    かっこ悪いところさらけ出して、
    後輩にツッコまれながらも、
    ワイワイやれる場所も人柄も持ってたはずなのにな。


  • 肩の力が抜けた

  • 「自分を自分で否定しすぎるのは単なる嫌味」です。
    なかなか自分というものは肯定しにくいものですが、人が褒めてくれているものまで否定してたら、それはその人の意見を否定してることと同じ。
    例え素直に受け止めることができないことでも「ありがとうございます」と言っておくのがなによりなのでしょう。
    ただやっぱり…今の私は、でも…って言ってしまうかもしれないな。

  • 適当にやるのが一番イイ。
    「一生懸命やると疲れちゃうから、まあ適当に」
    でも苦しい中でも続けることで、いつか運がまわってくると思うんですよ。
    何でもかんでも自分1人でやろうなんて思わなくていいんですよ。
    「誰かに頼って生きてけばいいんです!」

  • このシリーズ、ちょっと期待して読み始めたのだけれど、4冊読んで4冊ともあまり感心しない。
    これも中学生の読み物としてどうなんだろう?
    半端にラジカルな大人が頭の中で作った中学生を読者想定しているんじゃないの?

  • なんとかなるんだな、人生と思える。そう思わせるのは上島竜兵のキャラかー。いいキャラだなー。

  • タイトル通り、他人を頼る生き方のススメ。
    本当に、このシリーズは良本が多いです。
    「自分より優れた部分があれば、たとえそれが後輩であっても頼る」と豪語する上島さんには、本当の謙虚さがあるんちゃうかな、と思った。
    相手を尊敬してから頼る、ではなく、相手を頼ってから尊敬する。そういうパターンがあってもいいんちゃうかな。
    こうやってひとに頼ることに対して、悪い意味での抵抗がないひとは、本当の意味でひとを尊敬できるし、自分自身も謙虚になれる。
    そのようなことを体現しているような人柄でした。こういうひとが「強い」ひとなんかなあ。
    あと、巻末の座談会の中学生が妙に大人っぽくてうれしくなった。

  • みんな見えないところで努力も苦労もしてる 
    1つでもいいところがあればいい
    「笑う」ってすばらしいこと
    意味がなくても、やり続けていれば意味が出てくる、はず
    一生懸命やると疲れちゃうから、まあ適当に
    人との巡り合わせに行き先を委ねてみる
    自分だけうけようとしない
    人のせいにしない
    文句を言うのはやめよう
    気を遣いすぎると邪魔になる
    自分を否定しすぎる、謙遜のしすぎは嫌味
    負けん気はもってていいけど、相手のことは認める
    趣味で好きでもないことやってどうすんだ?
    真面目にやってりゃ、何とかなる
    うまくしゃべることより、気持ちが大事
    やりたいことなんて、そう簡単にわからない
    誰かがいればやっていける
    他力本願できるのも、相手に認めてもらってるから

    今を否定したくない
    夢がまだみつからなくても、今を生きてればいい

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