よのなかを変える技術: 14歳からのソーシャルデザイン入門 (14歳の世渡り術)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309616933

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  • 社会を変えるのは大人だけじゃない。中高生でも取り組める社会活動のやり方を、実例を挙げながら具体的に示す。
    おかしいと思うことをおかしいと言う。そんな若者を応援したい。そうすれば世の中が楽しくなりそう。

  • ”CMC読書会「おすすめコミュマネ本 2016」でご紹介いただいた本

    <キーフレーズ>

    <きっかけ>”

  • 社会

  • 2015.04.28 伊藤淳子さんからの紹介

  • 小さなことからはじめるために。
    常識を仕組みを疑い、おかしいと思った世界を変えて行く方法。
    この手の本の中でも事例が響く。

  • 悩みを抱えた当事者を苦しめている「よのなかの仕組み」を、行政にただ不満や愚痴をこぼすだけでなく、「世の中はそういうものだから」と諦めるのではなく、自分たちのチカラで実際に変えていこうというソーシャルデザイン入門。

    年齢も性別も立場も関係ない。何か「おかしい」ことに気付いたら、自分たちが主導となって世界を変えていける。

    ポイントは、困っている当事者が満足できること。自分自身がワクワクすること。「人材の借りもの競争」で自分にできないことはできる人に頼ること。

    これらは、自分の困難や悩みを解決していく人間力に結びつくと思う。「失敗は避ける。面倒なことには関わらない」そういう社会風潮が、いざ自分が苦難を抱えた当事者になった時に、問題解決の可能性を諦めてしまうと思うから。

  • みんなが当たり前だと思っている「よのなかの仕組み」に苦しんでいる人達がいる。
    その苦しみを理解して、仕組みを変えようとする起業家を紹介している本。

  • 最近、この「14歳の世渡り術」は冴えてるような気がする。タイトル、装丁、内容すべて。けっこう頻繁に刊行されるから、それもうれしい。14歳とかそのあたりでこの本を読んで、それなりに感化されれば、がんばる力、ひとを思う力がつくのでは、と思う。

  • 誰もが不当なガマンしなくても済むための新しい「よのなかの仕組み」は、それを作り出したいと願う人の気持ちから生まれてくるんだ。仲間を見つけ、困ってる当事者が満足できる活動を作ろう。続けるための仕組みを作り出そう。

    想定読者は、当事者ではなく、当事者に共感しリーダーとして組織活動を作っていく人。

  • この手の本が中高生の時分に図書館へ置いてあったら、と感慨ぶるわけでもなく真面目に独りごちる。他称ガリ勉であったみたいだけど、そんなのちっともいいことない。全くもってワクワクしない中高生生活にならぬよう、職場にまちライブラリーしよう。ワクワクさんにはワクワクしてたけど。

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著者プロフィール

今一生(こん・いっしょう)
1965年、群馬県生まれ。千葉県立木更津高校卒。早稲田大学第一文学部除籍。コピーライターを経て、25歳の時(1990年)からライター・編集者。子ども虐待を主なテーマに取材・執筆・講演を続ける。著書に『子ども虐待は、なくせる』(日本評論社)、『猫とビートルズ』(共著/金曜日)など多数。編著の『日本一醜い親への手紙』シリーズは、累計30万部を突破。2018-2022年、虐待サバイバーと一緒に『子ども虐待防止策イベント』を全国各地で開催し、YouTubeで公開。大学・高校などからの依頼で社会起業やソーシャルデザインを授業で解説したり、自治体からの依頼で起業事例を市民向けに講義するなど、生きづらい人向けに経済的自立の方法を広める活動も。2023年は、『Childism: Confronting Prejudice Against Children』(エリザベス・ヤング・ブリューエル著)を翻訳中で、視聴者登録26万人超えのYouTubeチャンネル『一月万冊』に出演中。講演・執筆などお仕事の依頼はメールで(conisshow@gmail.com)。

「2023年 『さよなら、子ども虐待』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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