商人の世界史: 小さなビジネス革命が世界を変えた (河出新書 065)

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309631684

感想・レビュー・書評

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  • 人類が交易によって繁栄してきた事を鑑みると、商人の世界史はとても新書1冊で扱えるテーマではなく、一世を風靡した商い集団のダイジェスト版という内容。地中海交易を相対的に抑え目に評価するニュアンスが特色。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000067257

  • ユダヤの商法のような本かと思ったが世界史の流れがメイン
    後半近現代史から英国や日本の商社などに触れつつビジネス要素も触れていた
    これまでは陸上や海上の物流貿易ネットワークで商人は儲けていたが、電信の発明以降はコミッション(手数料)がメインとなった。現代ではIT企業がネットワーク手数料で稼いでおり租税回避としてタックスヘイブンしている。
    世界史としては面白かったが、商人たちのビジネス技法について深掘りが欲しかった。
    普通の世界史本の要素が8割だった。

  • テーマによってはあまり興味がわかずに読み飛ばしたりもしたが、世界史の授業で習った話を、「あれはこーゆーことなんだよ」と習い直す感じで、なかなか面白かった。

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著者プロフィール

玉木俊明(たまき・としあき)
1964年生まれ。京都産業大学経済学部教授。著書に『近代ヨーロッパの誕生』『海洋帝国興隆史』(講談社選書メチエ)、『金融課の世界史』『ヨーロッパ覇権史』(ちくま新書)などが、訳書にパトリック・オブライエン『帝国主義と工業化 1414~1974』(共訳、ミネルヴァ書房)などがある。

「2022年 『世界をつくった貿易商人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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