タイ (暮らしがわかるアジア読本)

制作 : 小野澤 正喜 

• 河出書房新社 (1994年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

日々の暮らしから日本との関係までわかりやすく面白いアジアの基礎知識。

感想・レビュー・書評

[nakaizawaさんの感想 · 2019年10月11日]

（「MARC」データベースより）
新しい関係を作りつつあるタイと日本。僧衣の国、微笑の国といった従来のタイのイメージではとらえきれないタイ社会の現実を、長い間タイに真摯に取り組んできた30数人の執筆者が、タイ社会を内面から示す。

[ecottさんの感想 · 2012年10月27日]

暮らしがわかるアジア読本シリーズ　タイ編．
第一戦で活躍するタイ研究者が一般向けに分かりやすく書いた本．
それぞれ独立しているので、興味のあるところから読み始めても問題ない．

1：タイ社会”解読”の手引き
2：日々の暮らし
3：仏教の伝統
4：文化のさまざまな顔
5：多様な民族集団
6：開発と変化の時代
7：タイと日本

タイ観光旅行から卒業し、一歩踏み込むときの入門書的な本．タイ社会を様々な角度からタイ研究者が表現する．

[daystarさんの感想 · 2007年5月14日]

好きな「アジア読本」シリーズの一冊。

普通、どこかの国や地域について一人が書くと、どうしても偏ってしまう。この本のように、30人以上が書くと、もっとリアルにその国が浮かび上がってくる。

細かなことから歴史まで、参考になる本。