- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309727967
感想・レビュー・書評
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怪獣博士大伴昌司の仕事から足跡、生い立ちを大図解!
第1章 怪獣博士の誕生 第2章 生い立ち
第3章 大伴流大図解の世界 第4章 SF作家との交流
第5章 知られざる仕事 第6章 大伴コレクション
第7章 RESPECT 第8章 大伴写真館
略年譜、参考文献・記事・HP・協力者一覧有り。
コラム・特別寄稿・再録等のお楽しみ多数。
「幻想と怪奇傑作選」~「THE HORROR」繋がりでの読書。
SF作家大伴昌司としか知らなかった私としては、衝撃の本でした。
作家、脚本家、ソノ・シート関係、ジャーナリスト等の多彩な仕事。
そして、怪獣博士を含むビジュアル・プランナー。
今も人気のある大図解の創始であり、サブカルチャー・最初の人。
永遠の少年は、心赴くまま時代を先取りした多くの“愉しさ”を
提供し、あっという間に時代を駆けて、ウルトラの星へ
旅立ちましたが、多くの影響も残してくれました。
怪獣の体内、秘密基地・・・今見てもワクワクするということは、
当時の子どもたちにとっても驚きと興味を与えていたはず。
画家たちの仕事の繊細さは大伴氏の下絵が基となっていたとは!
うん、楽しかった。見せるは魅せるなんだなぁと、しみじみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特撮
サブカルチャー -
「怪獣博士」以外の大伴の仕事も網羅されており、内容も充実していて、面白かった。特撮だけの関心なら物足りないかも?
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あの「怪獣内部図解」記事を企画・構成・レイアウトした大伴昌司氏の仕事場を多くの図解入りで解説した本。
怪獣だけでなく、様々なものを独自の視点で読者に伝えるビジュアル・プランナーの仕事ぶりは全く古びてない。 -
東大近くの弥生美術館に「大伴昌司の大図解展」を観に行った。
私は少年マガジンは読んでいなかったけれど、少なからず
大伴の仕事には影響を受けて育っている世代だろう。
「ウルトラ怪獣入門」持ってたしね(笑)。
展覧会の公式図録というものがなかったので本屋でこの本を
買ったら、まさにこの展覧会のために作られた公式図録といえる
内容でびっくり。著者を確認したら弥生美術館の学芸員の方でした。
納得(笑)。
怪獣の体内や、秘密基地の内部構造の図解にわくどきした
同じ世代の御同類にお薦め。 -
私よりももう少し上の世代がリアルタイムで楽しんだであろう、数々の「大図解」。面白い。
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子どものころ、このような煩雑だけど詳しい図解を見て育ったことを思い出す。
改めて見てみると、解説者が指摘している「編集する能力」という意味を、実感する。