図説 満鉄:「満洲」の巨人 (ふくろうの本)

著者 :
  • 河出書房新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309762326

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  • 半官半民の国策会社として鉄道附属地を開発する側面に着目し、都市開発と建築を紹介する。建築物には、日本の侵略支配の歴史が刻まれているが、それが現在も保存されているのには戦後もそれが利用され日本支配の期間の割合が下がったのも一因だ、という視点は新鮮だった。

  • 戦後70年記念刊行。増補新装版。日本の国家予算の半分規模の資本金。鉄道総延長1万キロ、社員40万人を擁して「満洲」に君臨した巨大コンツェルンの全貌。未発表資料・図版多数。

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著者プロフィール

1960年、愛知県に生まれる。1983年、名古屋大学工学部建築学科卒業。1993年、東京大学大学院博士課程修了。現在、名古屋大学環境学研究科准教授。 ※2011年10月現在
【主な編著書】『海を渡った日本人建築家』(彰国社、1996年)『図説「満洲」都市物語』(河出書房新社、1996年)『日本植民地建築論』(名古屋大学出版会、2008年)『日本の植民地建築』(河出書房新社、2009年)

「2021年 『植民地建築紀行 満洲・朝鮮・台湾を歩く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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