- Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309906959
感想・レビュー・書評
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トレヴァー・ブラウンがポップにキッチュに、そして残酷に描き出す
二十六文字、二十六枚のAtoZ。
少女達は傷つき。傷付けられ、あるいは自分で自分を傷つけて、画面に彩りを添えています。
「少女」という名称が持つ、愛らしい存在。無垢であるべき存在。守られるべき存在と、いう免罪符は、この画集の中では意味をなしません。
少女は器具に拘束される。
少女には殴られた痣がある。
少女は殺される。
少女は耽溺する。
愛らしく暴力的で、可愛らしくグロテスク。ポップにナンセンス。
それゆえに、この画集は万人の目を楽しませるものにはなっていません。
生理的に受け付けない人や、見たくもないという人も勿論いるでしょう。
しかし反対に、この世界観に惹かれてしまう人間がいるのもまた事実です。
「少女」と「暴力」。
「my alphabet」は、その相反した二つが織りなす、
毒々しく甘い画集なのです。
画面では赤い表紙ですが、私が購入したものは新装版で水色のふわふわした表紙をしています。東京の神保町で発見しました。
ずっと買うか考えていたので、これも縁と思い購入。
その世界観に圧倒されつつ、毎回おそるおそるページをめくっています。
ずっとその世界に浸っていたいような類の画集ではないでしょう。
非日常を少し垣間見て、その残り香をまといながら現実に戻る。
そのくらいが丁度良い感じがします。
あえておすすめはしません。というか、できません。
でも、辿りついてしまう人は、結局辿りついてしまうんだろうな、とも思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アルファベットに託されたサディステイックな美少女ファンタジーに萌えるzzz…
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ロリコン×SM
アーティスティックでエロティック、でもどこまでもキュート!!!!! -
秋葉系と認知されない真の秋葉系