アダルト・チルドレンと癒し: 本当の自分を取りもどす

著者 :
  • 学陽書房
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784313860032

感想・レビュー・書評

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  •  もしも自分が家族に傷を受けたアダルトチルドレンだったら、どのように心の癒しを進めればいいのか。そのさまざまな方法を紹介し、安全な場所として機能する家族のビジョンを提示する本。自分と出会う、自分を好きになるための一冊!
    西尾和美さんがアダルトチルドレンとは何なのか、しつけと虐待のボーダーライン、機能不全家族とは、アダルトチルドレンが抱える問題、サイコセラピーの具体的な方法、癒しの具体的な方法など様々なことを具体的に説明してあってかなり役に立つ本です。

  • ACが自分を癒す方法。前半はかなりきついケースの紹介も。
    ・アファメーション(力づけ)の本は新しい健全な生き方を学んでいくための毎日読む人生のマニュアル
    ・自分の世話をする
    ・他人の世話をする前に10数える
    ・運動などして怒りのエネルギーを発散させる

  • 機能不全な家族で育ち問題を抱えている人は、周囲の人や次の世代の人の人生を惨めなものにしてしまう。だからこそ自分の癒しをする責任がある、という言葉が心に刺さりました。
    古い本なので、ACとは何か知りたいという方には良いと思います。

  • 米国で活動する心理療法家の本。活動について、医師からは「医者でもないくせに」という批判があるようだが、人間の集団には病気ではない生きづらさが現に存在するのだから、それを解決するセラピストがいても良いだろう。

    機能不全家庭の類型、機能不全家庭の出身者が抱えやすい苦悩の類型、セラピーが、臨床例を交えて体系的にまとめられている。平易に書かれているが他の自助本と比較しても王道で網羅的な内容だと感じた。

  • 図書館で借りた。20年くらい前の本。
    速読ベース。
    痛い。読んでてかなり痛い事例がいっぱい。
    アダルトチルドレンの話って、こういう典型的な痛い事例の話だと思ってたから、自分にはまったく関係がないと思い込んでた。でも、肉体的なものだけじゃなくて、精神的に脅えたりしていれば、傷は同じに残るってことなんだなぁと思った。そして、その癒しを行えば、いろんな症状(こだわりとか)が消えるってことなんだなと思った。自分には関係のない話だと思ってたから、気付くのが遅れた。。。

  • 自分を愛してこその、他者への愛( ^ω^ )ありがとう、西尾和美さん( ^ω^ )

  • 私はやはり「共依存」にあたることが分かった。
    6章「共依存の癒し」がとても参考になりました。

  • アダルト・チルドレンについて、詳しく書かれている著書。
    信頼できる著者だし、手元に置いておきたい一冊として購入。

  • 生々しい虐待の描写はショッキングだったけど、そこからも回復することができるんだという希望を与えてくれているんだと思う。痛みを共有しその癒しも共有する感覚かな。また、他人の痛みを自分の痛みとして感じてしまいやすい共依存についても丁寧に書かれているので、共依存からの回復がそのような事象でもショックを和らげた形で受け止められることに繋がるのだということを示唆しているようにも感じた。それ以外の部分については「毒になる親」よりも辛くならないで読むことができるし、対策についてもより具体的で指針となることが多かった。これも手元に置いておきたい本。

  • アダルトチルドレンが何かわからなくても問題ありません。
    とにかく読んでみてください。
    「自分探し」を行動にうつしちゃったりする前に。

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