本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (521ページ)
- / ISBN・EAN: 9784314005036
作品紹介・あらすじ
どのようにして地球上で情報複製機構が自然発生的に生じたのであろうか?著者は、オパーリンらの提唱する化学進化説の論理的欠陥を徹底的にかつ緻密に批判して、ここに新しいシナリオを提起する。地球上に最初に登場した生命は今日の生命とは全く異なる設計でできていた。今日の生命の基礎にある巨大有機分子からではなく、微小な鉱物結晶-文字通りの粘土-から最初の生命はできていたのである。その後の進化的過程を経て、ある段階で、粘土生物からDNA生命へ大転換が起こった-これが、「遺伝的乗っ取り」である。本書は、生命の起源の謎に関心をもつ多くの読者に衝撃を与えた。この一見大胆にみえるシナリオの方が、従来の説に比べて、実に生き生きと説得力をもって展開されていることに読者は驚かされるであろう。
感想・レビュー・書評
-
この本は、生物の化学的起源に関する著者の独特の考えを、従来の諸説の批判を含めて、詳細に語ったものである。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示