神様がくれたHIV

著者 : 北山翔子

• 紀伊國屋書店 (2000年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[広都大♪ライブラリーさんの感想 · 2010年11月26日]

著者の北山さん（ペンネーム）は、現役の保健師です。
以前、医療ボランティアとして赴任したタンザニアでＨＩＶに感染しました。異性間の性交渉によるルートだったのですが、相手がＨＩＶに感染しているということをしりませんでした。
普通の恋愛関係にあったものから感染してしまう、しかも「自分は感染防止の知識のある保健師なのに」という二重の苦しみを背負う筆者。

この本は、ＨＩＶに感染しながらも、保健師としての仕事を続けていく決意をした筆者の勇気のある1冊です。

この本は、貸出しができません。
館内でご利用下さい。

理解のある職場と、見守ってくれる周りの人間関係も心あたたまるものがあります。

[ハヤミさんの感想 · 2010年5月31日]

　友人の勧めで手に取った本。

　テーマがテーマなので、正直重い内容を想像していたけれど、文体からさくさく読める。

　受け止めるべき示唆に富んでいるけれど、いまのわたしにはそれを受け止めて練りきる精神力がない…

　

[hlk33さんの感想 · 2006年1月22日]

2006.1/22