なぜE=mc^2なのか?

  • 紀伊國屋書店
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本棚登録 : 148
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784314010832

作品紹介・あらすじ

エネルギー、質量、光速-諸概念の根本的な定義から大型ハドロン衝突型加速器(LHC)における最先端のヒッグス粒子研究まで、数式を極力使わずに解説する、格好の入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 特殊相対性理論の理解を進めたい方にお勧め、というより特殊相対論を腑に落ちる形で理解したい人は是非読んでみるべきだ。ミンコフスキー時空がもたらす恩恵、時空間距離の意味、質量とはエネルギーであることがなぜわかるのか、などなどわかったつもりで実は何もしらなかった自分の生兵法に赤面させられること請け合い。
    訳本ではあるが、訳者の柴田裕之氏が、単に翻訳作業に従事するのみならず、原著を理解してやろうという意気込み充分で取り組んでおられるので読み易い。

  •  何と呼ぶのかも分かりませんが、イコールの右と左に数字が移動すると、掛けるが割るになったりするところで、挫折しました。

  • 自分の学の無さ。
    とりあえずギブアップ。

  •  楽しく読める相対性理論の本。本当に理解しようと思ったら物足りない感じはするけど、楽しく読めるのが個人的には重要。

  • BBCドキュメンタリーによく登場するイケメン科学者による相対性理論&量子論紹介。この手の中ではとてもわかりやすい。

  • 相対性理論によるE=mc^2の導入を概念的に解説する。
    アリストテレスの絶対空間の否定、絶対時間の否定から始まり、思考実験・光時計やミューオンの実験により光速度不変の原理を解説。
    普遍性、因果律、時空距離、ユークリッド幾何学とミンコフスキー時空図、、s^2=(ct)^2-x^2、オッカムの剃刀「必要以上に多数の事柄を仮定すべきではない」、時空ベクトル、双曲線による宇宙の制限速度c、E=mc^2+1/2*mv^2
    素粒子、標準理論、場の概念、ファインマン図、LHCによる陽子と陽子の衝突にてヒッグス粒子の発見、液体の中の抵抗により素粒子に質量を
    一般相対性理論、等価原理、時空の縮小により幾何学の変化、パルサー回転する小さくて重い、日蝕による隠れた星雲観測、連星パルサー、GPSの時計は早い、地球は太陽に向かって一直線に落ちている

  • E=mccを誰でもわかるように数式を使わずに図を積極的に利用して説明したものである。空間と時間の関係から始まり、素粒子の説明までていねいに書かれているので、だれでも読める本であるので、教職の基本の本としてお薦めである。

  • 所在: 展示架
    請求記号: 421.2||C89
    資料ID: 11102024

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、3階開架 請求記号:421.2//C89

  • 20111013bk1

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著者プロフィール

ブライアン・コックス Brian Cox素粒子物理学者、英国王立協会会員、マンチェスター大学教授。欧州合同原子核研究機関LHC加速器のATLAS実験に参加。一般には科学番組の解説で知られ、BBCの評判となった「太陽系の不思議」シリーズや「天体観測ライブ」でプレゼンターを務めた。また90年代には英国のポップグループD:Reamのキーボード奏者として活躍。

「2013年 『ブライアン・コックス 宇宙への旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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