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- Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
- / ISBN・EAN: 9784320019416
作品紹介・あらすじ
ルービックキューブをはじめとするパズルを題材とした群論の入門書。
群論は抽象代数において最も基本的な構造であるが、ルービックキューブという身近な実例と計算機代数システムSAGEによる実習によって、群論の基礎知識やルービックキューブの操作がなす群の構造を理解することができる。本書に書かれた内容を理解すれば、本書で論じている置換パズルをはじめ、7×7×7 V-Cubeやペタミンクス、さらには今後発明・発売されるかもしれないどの置換パズルも完璧の解かれることであろう。
( David Joyner、 Adventures in Group Theory Rubik's Cube、 Merlin's Machine & Other Mathematical Toys 2ed.、 Johns Hopkins University Press、 2008)
感想・レビュー・書評
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めちゃ良かった。
群論の教科書に見せ掛けたルービックキューブの本、に見せ掛けた群論の本。
群論といいつつほぼ対称群になっちゃうが、それでも普通の群論の教科書の前半くらいのことはこれで勉強できる。実際に手に取って遊べる副教材としてルービックキューブも持っていると尚良いが、そもそもルービックキューブが普通に操作できる(両手を使ってLBL法で1分程度で解けること?くらいかな)は仮定されてる。
サブタイトルではルービックキューブと15パズルとなってるけど、15パズルはかなり最初にさらっと終わってる。ほぼほぼルービックキューブが主題。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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