組合せゲーム理論入門 －勝利の方程式－

著者 : M.H.Albert R.J.Nowakowski D.Wolfe 川辺治之

• 共立出版 (2011年9月21日発売)

感想・レビュー・書評

[englibtodaiさんの感想 · 2012年10月31日]

3目並べ，チェッカーやチェスなど，偶然に左右される要素を含まず，二人の競技者にはゲームに関する必要な情報がすべて与えられているような組合せゲームについての解説書。基礎的な代数と離散数学を用いて囲碁やアマゾンなどの「熱い(hot)ゲーム」を数学的視点で解析していく。演習問題も充実。
（計数工学科）

配架図書室：工2号館図書室
請求記号：417.2:A41

◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2003003234&opkey=B148005892927811&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0

[岐阜聖徳学園大学図書館さんの感想 · 2011年11月15日]

　この本のゲームでは、サイコロやカードという偶然に左右される道具は使いません。
　取り扱われるゲームは、対局者がゲームの局面についての完全な情報を持つというものです（例：チェスなど）
　ゲームのやり方、ある場面における戦略、勝つための戦略についての証明などが書かれており、数学力が必要とされます。
　この本を読破すれば、論理的思考が身に付きそうです。
（教育学部・理科専修／匿名希望）