物理学最前線 30: カオスの物理/超短パルスレーザー/他

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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320032736

作品紹介・あらすじ

ハミルトン系、散逸系および量子力学系のカオスのそれぞれの基本的事柄を平易に解説。特に量子系を含め、ハミルトン系における統計力学との接点にも重点をおく。(「カオスの物理」)。フェムト秒パルス光を発生するレーザーのモード同期機構、種々のモード同期レーザーの実際、パルス幅の計測、各種の超高速形・非線形分光への応用を解説。(「超短パルスレーザーとその物理学への応用」)。ダイナミックに発展している表面科学のなかでも、最近特に進展の著しい固体表面の原子振動や格子振動の表面局在状態である表面フォノンの発生機構について解説。(「表面フォノン」)。

感想・レビュー・書評

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  • 表面フォノンだけ読んだ。

    単純な鎖モデルによる導入から、各フォノンの解説、実験手法の詳細な紹介まで様々なトピックを扱っている。
    多少の予備知識は必要だが、フォノンの実験をやるうえでの情報が見事にまとまっている。

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著者プロフィール

早稲田大学名誉教授、理学博士。1919年生まれ。東京帝国大学理学部卒業。(財)小林理学研究所研究員、早稲田大学助教授・教授などを歴任。

「1967年 『高分子物理学〔改訂版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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