脳と体温―暑熱・寒冷環境との戦い (ブレインサイエンス・シリーズ 23)

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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320054004

作品紹介・あらすじ

われわれの体温は生まれてから死ぬまで三七℃付近に保たれ、そこから数℃以上ずれることはほとんどない。ヒトの体は水(H2O)が大きな割合を占めているが、もし体重七〇kgと同じ量(七〇リットル)の水の温度を三七℃に維持しなければならないとしたらどうであろうか。サーモスタットとヒーターを買ってくれば簡単だと考えられるかもしれない。しかしそれで六十年、七十年にもわたって故障なく働くことが期待できるだろうか?われわれの体はこの仕事をほとんど問題なく成し遂げているのである。このすばらしいシステムについて述べるのが本書の主題であり、そのなかでもとくに脳機構に関係したことを中心に解説する。

著者プロフィール

早稲田大学スポーツ科学学術院・教授

「2007年 『環境生理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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